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『アルプス少年 医を拓く』

2024年10月13日発売
黒岩卓夫=著
A5判ソフトカバー/本文280ページ(+カラー口絵8ページ)
定価:本体2000円+税

聴診器一本とかんじきで、地域医療に飛び込んだ
60年安保の東大医学部自治会委員長
医師でなく「パイオニア」として
奮闘した半世紀を自ら描いた

この一冊からは昭和・平成・令和を生きた現役の医師である87歳の筆者の静かなる叫びが聞こえてくる。
日本のみならず世界中が不安定な今、戦争・政治・教育・家族・老い、そして医療とさまざまな角度から導いてくれる、心を打つ、道しるべである。
安藤和津 (エッセイスト)

序 章  若栗峰 
第一章  満洲開拓団・棄民 
第二章  ソ連(ロシア)侵略と難民 
第三章  ハルビンから帰国 
第四章  山猿ランプ少年 
第五章  松本深志高校から東大合格(理Ⅱ) 
第六章  Z旗を掲げて覚悟の医学部へ 
第七章  北大路秩子 異次元の女子学生 
第八章  六〇年安保闘争 
第九章  結婚への脅迫状
第十章  聴診器一本とかんじきで 
第十一章 健康やまとぴあ 
第十二章 萌もえぎ かい気会と桐とうれいかい鈴会の誕生
第十三章 「ゆきぐに大和総合病院」から「魚沼基幹病院」へ 
第十四章 在宅医療を語ろう 
第十五章 地域共生と「おふたりさま」 
第十六章 医療と宗教を考える会 
第十七章 ふるさと高地と「半農半医」 
第十八章 柄澤和子先生の文化革命 
第十九章 萌気会三〇周年——三代黒岩巌志の抱負—— 
第二十章 茨の道に赤い薔薇を 
後記  革命とは何か 




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