AV業界もデフレなんだな、と思わず溜息を漏らしてしまったのが、AV女優の杏樹紗奈(あんじゅさな)がツイッターで自分の出演料を暴露したことが、ネットや週刊誌で話題になっている件だ。
19歳でデビューして「くるみひな」の名で活動し、昨年「杏樹紗奈」に改名して、現在23歳の杏樹。
「くるみひな」名義での6,381,500円と、「杏樹紗奈」名義での11,853,000円と併せて、4年間で稼いだ総額は、18,234,500円。
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週刊誌に上から目線の、朝日新聞「天声人語」
4月2日付の「朝日新聞」の天声人語について、知人の編集者から「上から目線で偉そうな週刊誌についての記述があるので」と教えてもらった。まずは、全文を出そう。
―――――――――――――天声人語 4月2日付
中(なか)づり広告の一番人気は週刊誌だろう。ぎっしり並んだ派手なタイトルだけで、一駅二駅は楽しめる。何割引きかで中身を想像し、なお読みたい買いたいと思わせれば、編集部の勝ちだ▼日本の週刊誌の草分け、「週刊朝日」と「サンデー毎日」がきょう、そろって卒寿を迎えた。1922(大正11)年の春、毎日新聞が週刊誌を出すと知った朝日は、ひと月ほど前に出した旬刊誌を模様替えし、同じ日にぶつけた▼以来、あまたの週刊誌が生まれては消えた。黄金期は、出版社系の「新潮」「文春」「現代」などが創刊された昭和30年代。女性誌や写真誌の興亡を経て、出版不況の今は多くが苦戦中と聞く▼「週刊現代」の名物編集長だった元木昌彦さんが、著書『週刊誌は死なず』で、生き残るための「初心」を記している。「少し品が悪くてやんちゃだが、自分たちが面白いと思ったことには、リスクを考えずに突き進んでいく。権力より反権力。強者より弱者。正義より興味」だと▼大衆の興味に沿い、権力や強者が知られたくない事実をさらす。これぞ真骨頂。ただ、面白さに目がくらむと誤報や名誉毀損(きそん)の危険も増す。訴えられての賠償は「向こう傷」では済まない額に膨らんでいる▼それでも、煙たい週刊誌ジャーナリズムは必要だ。不確かな情報があふれる時代、真実に肉薄するメディアは多様なほどいい。新聞やテレビの監視役もあろう。嫌みな書き方もされるけれど、さらに腕を磨いてほしい。もちろん人権感覚も。
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レズビアンが活躍できる社会を!
マツコ・デラックス、IKKO、KABA.ちゃん 、美輪明宏、おすぎ、ピーコ……。オネエ系タレントの活躍がメディアを賑わしている。こうした状況を、ゲイで作家の伏見憲明が朝日新聞の「ニュースの本棚」という書評欄で、3冊の本を通して分析している。
だいたいは頷ける内容だが、おやっ? と思ってしまったのが、次の一節である。
「それにしても、どうして日本の社会の中で、同性愛者や女装者は欧米ほどには露骨な反発もなく受容されてきたのか。性解放の先進国と目される米国では、97年の時点でも、人気コメディエンヌ、エレン・デジェネレスがTVネットワークでレズビアンであると告白したことが騒ぎとなった。一方、日本では50年代に、人気歌手であった丸山(美輪)明宏がゲイを自認していた」
逮捕されたら除籍になるの?
「学校に通っている間に、法を犯して捕まったりしたら、除籍になりますか?」
私も教えているライターズスクールの入校希望者に対する説明会で、そんな質問が出た。
仕事でも人生でも大ベテランの、司会をしていた78歳の講師は「前例がないからなあ」と口ごもった。クリエーターを育てるはずの学校で、「前例」などという役所の言葉が出てきたのにはビックリした。
「東電と癒着」マスゴミを斬る!インチキゲンチャーたちに明日はない(緊急報告編)
今週の『週刊新潮』(4月5日号)を見てひっくりかえった。カラー3ページで、「巨大津波から原子力を守れ 中部電力・浜岡原子力発電所に出現する海抜18メートルの壁」と題して、浜岡原子力発電所と太平洋の間に1.6キロに渡って建設中の防波壁(擁壁)の一部の写真を掲載し、その工事現場の進捗ルポをグラビアで展開している。
酒井法子の弟逮捕に思う、お騒がせタレント復帰のタイミング
酒井法子(41)の弟で、職業不詳の吉原健(33)=福岡市東区=が、3月27日までに、酒井さんの元夫の父親が経営するスキーショップの従業員を脅したとして脅迫容疑で逮捕されていた。
「吉原は義理の弟で、元・暴力団員。酒井は2009年8月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され有罪が確定したが、吉原容疑者は『姉が逮捕されたのは、元夫の責任』などと因縁をつけたのです。もともと振込詐欺や不動産ブローカーなどをしていたようですが、ようやく刑務所から出てきたら、姉の酒井法子が元夫にクスリ漬けにされたことに気がついた。暴力団排除条例の影響もあり、うまくシノギができない。そうした欝憤も事件の引き金になりました」(全国紙社会部記者)
『赤いダイヤ――塀の中に落とされた相場師』【ブックレビュー】
厚生年金基金に2千億円もの穴をあけたAIJ投資顧問の浅川和彦社長は、「詐欺というつもりはまったくなかった」と衆院財務金融委員会で居直った。投資というのは、勝つことも負けることもある丁半博打の世界。浅川社長に様々な問題があったにせよ、相場師に、なぜ負けたんだ、と迫るのは無理がある。
相場の世界がどんなところだか知りたくなったら、平山一郎著『赤いダイヤ――塀の中に落とされた相場師』(鹿砦社)がお勧めだ。
著者の平山氏は今も塀の中だ。島根県にある「島根あさひ社会復帰促進センター」という、官民協営の刑務所で服役している。平成20年、出資法違反と詐欺で逮捕され、懲役4年、罰金300万円の実刑判決を受けた。この本は獄中で執筆されたものなのだ。
前田敦子「卒業宣言」で思い出す、87年「おニャン子」荒稼ぎ狂想曲
「前田敦子の卒業宣言で、秋元康が手がけていたおニャン子クラブの最後のほうを思い出しましたよ。あのときも人気が落ちかけていたおニャン子を、解散をエサに相当引っ張ったでしょ」(芸能ジャーナリスト)
人気グループ「AKB48」の前田敦子(20)が3月25日、さいたまスーパーアリーナで開催したコンサートで、グループを卒業することを発表。どの年代も、ひとりの20歳の女の将来性をそこかしこで語り始めた。たいへんな影響力である。
「東電と癒着」マスゴミを斬る!インチキゲンチャーたちに明日はない(9)
メディアにばらまかれた、年間2000億円ほどの東電の広告費。そこにこめられていたのは「原発について多少危険があっても、黙認してくれ」というシグナルである。
小学館の罪にも触れよう。
『週刊ポスト』には、震災前の1年間に16ページほど東電関連広告が入っている。東電の接待は、事故や不祥事の直後に豪華になる。海外出張のときに現金を渡したり、誕生日や家族の記念日にかこつけて数十万円の商品券を送ったりもした。
エアギター選手権に消費税増税を思う
出たよ、という感じだ。命をかける、と政治家が言う時。それはウソをつく時だ、とほとんどの国民が気付いているだろうに。
3月24日、「日本アカデメイア」の会合で野田佳彦首相は、消費税増税を含む社会保障と税の一体改革について、「決断できなかったならば、野田内閣の存在意義はない。不退転の決意で政治生命をかけて、命をかける」と語った。