ポール・マッカートニーに覚えて欲しくない日本語 その2

今回の来日に際し「年齢的に最後だ」「今後ポールを観ることはできないだろう」とあちこちで言われ、書かれていた。ステージを観る限り、そんな心配は不要だ。ポールの敬愛するチャック・ベリーだって80歳を越えてまだライブをこなしている。きっと10年経っても、ポールは同じようにステージに立っているだろう。むしろ、20曲2時間程度でステージを終わらせる若手ミュージシャンに言いたい。ポールは70歳を越えて40曲弱、3時間近いライブをやっていると。

曲目も圧巻だ。ビートルズ時代からウィングス、ソロ作品とヒット作、有名作、多くの記録を打ち立てた曲の数々をこれだけ披露できる人物は、他にはいない。

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田中将大投手の大リーグ入りを阻む、わけのわからないポスティング制度

メジャーリーグ機構(MLB)と日本野球機構(NPB)の間で、合意寸前までいったのに、白紙に戻った新ポスティング制度。年末までに合意するはずなのだが、いったいなにがどうなっているのか、本当にわかりにくい。

「新制度は、かつての制度の最高金額を、日本の球団がそのまま受け取るシステムから、最高額と二番目の中間に金額を減らすとしたもので、十月末にはほぼ合意。ところが、11月1日に日本プロ野球選手会の嶋会長(楽天)がストップをかけた。結果、11月14日に『2年間、限定とする』としたものの、MLBはおかんむりに。アメリカ側でくすぶっていたポスティングシステムの制度そのものの反対論を再燃させたのです」(スポーツ紙関係者)

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ポール・マッカートニーに覚えて欲しくない日本語 その1

11月18日、東京ドームにポール・マッカートニーが「Get Back」帰ってきた。11年振りの日本公演は「Eight Days A Week」で幕を開ける。ビートルズ時代には演奏されなかった曲が、今回のワールドツアー「Out There」で披露されることとなった。

2曲目は先月発売されたばかりのニューアルバムから「Save Us」を熱唱。たった2曲で、50年にも渡るポールの長い歴史を感じさせてくれる。アップテンポで激しいロックナンバーを歌うポールから、トップスターであり続けている貫録が感じられる。

ブラジルから始まった今回のワールドツアーでは、ビートルズの曲目が多いことが話題になっていた。演奏曲の半分以上がビートルズ時代のものだ。私がオールド・ロックンロールに興味を持ったのも、ビートルズからだ。1970年代に生まれた私は、エルヴィス・プレスリーに間に合わなかった。バディ・ホリーもエディ・コクランも既に亡く、ジョン・レノンは私が3歳の時に亡くなった。当然ビートルズにも間に合わなかった。

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後ろ向きのジャニーズと、必死に生き残りをはかるAKB48

AKB48のドラフト会議が終わった。プロ野球のドラフト会議とまったく同じモニターを使い、会場も同じ、アナウンサーも同じという演出には驚いた。
AKB48は、なんとかして次世代のアイドルを作りだそうとして懸命だ。
「大島優子は卒業したいと秋元康に申し出ています。また、渡辺麻友もつぎのステップを睨んだ動きを初めて単独ライブなどを予定しています」(芸能ジャーナリスト)
AKBはもはやなりふり構わない次世代養成に入った。AKB劇場でどれくらい人気があるかをデータ化して順位をつける「ペナントレース制」を導入。「テレビやコンサートで忙しいメンバーが、人気につながらない劇場をおろそかにしないように」との措置だ。

それにひきかえ、ジャニーズのタレントたちは、もはや「嵐」のほかは、視聴率がとれないと散々に言われている。
「SMAPはさておき、新規に立ち上げたグループ、たとえば『Kis-My-Ft2』などを呼んでも視聴率につながらない。事務所がゴリ押ししてくるのでやむを得なく出しているが、頭が痛い話です」(音楽番組関係者)

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AKB48、大島優子「卒業」か? 女優への道に足りない演技力

AKB48の大島優子が卒業のタイミングを、仲がいい秋元才加に相談しているという。
「卒業するのはいいが、タイミングと出演する作品をまちがえば、そのまま埋没する危険がある。前田敦子が『クロユリ団地』ほかで苦戦しているのを見て、卒業したら、しばらくは舞台で経験を積みたいと事務所に申し出ているそうです」(芸能ジャーナリスト)

大島は、ズバリ、本格的に演技を訓練したほうがいい。ドラマ『安堂ロイド』(TBS)でもキムタクが演じる教授の妹を演じているが、素人感が否めない。
「悩んだら髪をかきむしる。困ると下を向く。まるで劇団の子役が教えられるとおりに演じているようだ。もっと創意工夫がないと。秋元才加は演技者として、鋭い感性がかなりあったので、引っ張りだこになった。大島は、もともと女優志望だけに、舞台に専念するのもありなんじゃないかなと思う」(芸能プロダクション関係者)

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島倉千代子の逝去で、細木数子は何を思うのか

島倉千代子が亡くなった。実に悲しいことである。
「細木数子はかつて赤坂などで水商売を行っていた時、島倉の借金を暴力団の力で解決してあげた。そこからつけこんで、島倉に関するありとあらゆる利権に食いこんで、ハイエナのごとく金をむしりとった。島倉は、細木を怖れていて、なかなか真相を語らない。ついに墓場まで遺恨を持っていったことになる」(芸能ジャーナリスト)

細木が、暴力団の知人に頼んで借金を解決。その立場に乗じて、細木はヤクザと組んで島倉を抱え込み、芸能事務所を立ち上げた。そして、働いても働いても借金が減らないのに業を煮やした島倉は、レコード会社のコロムビアに相談し、借金を肩代わりしてもらい、細木のもとを去る。
いっぽうの細木は「冗談じゃないわよ。返済が終わるとすぐに出ていったのは、千代子のほう」と主張している。両者の言い分は、平行線のままだった。

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田中将大「投げすぎ」が心配なメジャーのスカウトたち

日本シリーズでは、マー君こと田中将大投手(楽天)が1勝1S(1負)と大活躍。それにしても第6戦の160球は投げすぎである。
「メジャーリーグではひとりの投手が120球が限度、それ以上投げるとどこか悪くするというのが常識だ。実際、今回は田中投手がメジャーリーグ入りを希望した場合、身体検査のデータを要求する球団も出てきそうなほど心配の声があがっています」(スポーツ紙記者)
少なくもヤンキース、メッツ、レッドソックスのスカウトが日本シリーズを視察に来て田中投手を値踏みしているのだ。スカウトたちは声をそろえて「投げすぎが心配だ。肩の披露、消耗はどれくらいあるのか」と杞憂の声があがる。

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清原VS桑田、ドラフトを今でも引きずるKK対決

10月24日付「日刊スポーツ」で、野球評論家の清原和博がドラフトについて語り、元PL学園のチームメイト、後に巨人での一緒になった桑田真澄を批判したコラムが話題を呼んでいる。
「昨年末のスポーツ番組の特番で、『最後の対決』として投手と打者として対決。当初に決めていた5球では決着がつかず、けっきょく8球まで延長、清原がホームランを打って『ドラフトで桑田が早稲田大学進学を公言しながらも巨人に指名されて、巨人と相思相愛だと思っていた』清原は無念の涙を流した過去がようやく洗い流されたと思ったら、まだ批判をし続けているとは驚きました。よほど桑田の現状に嫉妬しているのでしょう」(スポーツライター)

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ロシアマフィア絡み、t.A.T.u(タトゥ)の日本でのCM出演裏事情

スニッカーズのCMへの起用で来日した、ロシアのポップスデュオ「t.A.T.u.」。2011年にグループ解散を発表したが、「ユーリャの彼氏がマフィアで、日本に麻薬を密輸していた経歴がある」とのきな臭い情報が入っている。

「リェーナは、ロシアのクラブやパブソロで歌ったりしていたが、ユーリャはこの2年間、何をしていのかはっきりしない。今回、突如、来日したのもユーリャが『彼氏に貢ぐ金ほしさにリェーナに泣きついた』そうです。『ミュージック・ステーション』のドタキャン騒動で、日本ではイメージがよくないのに、恥を忍んで来日したのは、ユーリャの懐ぐあいの問題です。カジノ絡みの仕事をしていたユーリャの彼氏は、韓国やタイへ密輸もしていたロシアマフィアで、外事警察にもマークされています」(在ロシア通信記者)

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プロ野球・負け越したチームがCSに出る不可思議

負け越したのに、シーズン3位に食い込んだ広島がCSで2位阪神を撃破して、巨人と日本シリーズ出場をかけて戦った。
「そもそも、145試合という長いシーズンのほかに、山場を2つ作って観客を呼びたいという運営側の意図が見え見えのクライマックスシリーズ。野村克也や落合GMも大反対している。早く、こんな意味がないシリーズはやめてほしいね」(スポーツ新聞記者)

パリーグでも、3位のロッテが2位の西武を撃破、楽天と日本シリーズを争っている。
「もし仮に、3位どうしで、日本シリーズを戦うということになれば、145試合はなんのためにあったのかという話になる。短期決戦を睨んで、選手が全力がプレーするのは130試合までで、あとは調整に、という流れになるかもしれない」(同)

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