全日本プロレス買収で、「プロレス」は再生するのか

企業再生支援会社スピードパートナーズが、全日本プロレスを完全買収した。
実質オーナーとなる同社の白石伸生社長(40)が、昨年11月1日に全日本の株式を100%取得。同氏は業界トップの新日本プロレスに「1年で追いつく」と宣戦布告。3年後に4大ドームツアーの実施をぶち上げた。
「プロレスに思い入れがある社長が就任してくれてホッとしています。これからどんどん全日本プロレスを盛り上げていってほしいです」(ファン)

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AKB篠田麻里子「カワイイ区長」を終わらせたのは、たった4人の苦情

福岡市カワイイ区は昨年8月、ホームページやメールで市のファッション情報などを発信する目的で開設された。
「篠田も故郷ということでかなり力が入っていました。事業費は約1千万円。全国的に注目を集め、約4万2千人が“区民”に登録したのですが、苦情によって篠田は退任することになりました」(芸能ジャーナリスト)

昨年11~12月に4人の市民から「女性はかわいくなければ、というメッセージを発信している」などの苦情が寄せられ、7日の男女共同参画審議会では、委員から事業見直しを求める声が続出。市は篠田側に「これ以上、迷惑を掛けてイメージを傷付けるわけにはいかない」と申し出、退任が決まったという流れだ。
開設直後の昨年9月には、インターネットを利用した特別住民票の発行受け付け業務を、市が委託契約を結ばずに市内の民間放送局に委ね、住民票と同社商品のセット販売を黙認していた問題も発覚した。

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WBC日本代表の投打は大丈夫なのか

2月17日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表が、初の強化試合で完封負けを喫した。日本チームはサンマリンスタジアム宮崎で行われた、広島との強化試合初戦で0-7で完封負け。先発の田中将大は1回に2失点し、不安なスタートを切った。3月2日のブラジル戦の先発が予告された田中は2イニングを3安打2失点した後、3回に能見篤史にマウンドを譲った。能見は2イニングを1四球の無失点に抑えたが、5回に3番手で登板した山井大介が2失点した。9回には内海哲也が鈴木に3ランを浴びた。

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続出するAKBスキャンダルの裏事情

「それにしても峯岸の坊主といい、柏木の合コンといい、このところのスキャンダルは仕掛けられているという気がするね」(芸能プロダクション関係者)
EXILEの弟分グループ、GENERATIONSの白濱亜嵐(19)とのお泊まり報道を受けて研究生に降格したAKB48の峯岸みなみ(20)が2月5日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた研究生公演に初出演した。
観覧者によると、峯岸は一連の騒動を「すみませんでした」と謝罪したといい、丸刈り姿ではなくショートヘアのかつらを着けていたという。公演の一部に登場した峯岸は研究生として「チャンスを頂いた」と語り、「異色の研究生として頑張ります」と話すと、拍手で迎えられた。

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野球のWBCはなんのために?

「野球のWBC開幕が近いが、選手を送り出す球団としては『ハードなゲームが続き選手が壊されやしないか』と戦々恐々ですね」(プロ野球関係者)
WBC日本代表の山本浩二監督(66)は、各チームの視察を繰り返している。2月4日、中日の北谷キャンプを視察し、中日・浅尾拓也投手(28)を正式に守護神に任命した。フリー打撃に登板した右腕について「打者を相手にいいピッチングをしていた。(抑えの)第一候補ですよ」とコメントしている。

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十二代目市川團十郎が逝く

「おおらかな人柄とダイナミックな演技で、多くの人たちに愛された歌舞伎俳優でしたね。息子の海老蔵のことを最後まで気にしていました」(歌舞伎関係者)
江戸歌舞伎を代表する名門、市川團十郎家当主で、人気を博した歌舞伎俳優、十二代目市川團十郎が2月3日、肺炎のため死去した。
市川團十郎は昨年12月、京都・南座での「吉例顔見世興行」出演中、風邪による体調不良で休演。「肺炎の兆候がみられる」との診断を発表して療養に専念し、4月の歌舞伎座開場公演に備えていた。平成16年には急性前骨髄球性白血病が判明し、一時復帰するも17年に再発。20年には妹の市川紅梅さんから骨髄移植を受けるなどして克服し、舞台に立ち続けていた。

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雨の演出が活きる、映画『ストロベリー・ナイト~インビジブル・レイン』

誉田哲也の小説を、竹内結子主演で映画化した『ストロベリー・ナイト~インビジブル・レイン』を見た。2010年に放送されたスペシャルドラマから始まり、2012年の連続ドラマをへて、今回ついに映画化されたものだ。原作では、警察の腐敗ぶりや官僚の傲慢さが、これでもかと描かれている。

今作では、連続殺人事件の捜査にあたる女刑事・姫川玲子(竹内結子)と、菊田(西島秀俊)ら部下4人からなる“姫川班”の活躍が描かれる一方で、玲子が落ちてはならない男、牧田(大沢たかお)と恋に落ちるなど、ドラマからのファンの興味をかきたてるエピソードが盛り込まれている。メガホンをとったのは、ドラマから演出を務めてきた佐藤祐市監督。なんとこの映画は、ほぼすべてのシーンが雨である。

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最弱横綱、日馬富士よ、大相撲を盛り返せ

「9勝6敗という成績じゃ、横綱どころか大関としても失格だ。初場所では最低でも10勝はしてほしい」と横審に釘をさされた日馬富士は、さっそく熱が出て稽古を休んだり、街に出て遊んでいるていたらくだ。
「日馬富士は、朝青龍の影響を強く受けているから、遊びのほうも豪快。夜、スナックで100万使うなんていう派手な話も伝わってきている」(大相撲関係者)

大相撲の観客席に空席が目立つことが多くなってきた。
「結局、スターがいない。上位力士が立会いで変わる、大関が負け越しそうになるなど、ファンから見れば失望の連続だ。もう、大関は1場所で陥落にしたらどうだろうか」(ファン)

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昭和の名横綱、大鵬こと納谷幸喜氏が逝去

「現代の大相撲の礎を築いた人物で、あらゆる力士は彼を基準に描いていた。今も取り組みの映像を見るが、技はキレているし、所作も一流だ」(スポーツライター)
大相撲の第48代横綱で同じく名横綱の柏戸と「柏鵬時代」と呼ばれる黄金期を築いた元横綱大鵬の納谷幸喜氏が1月19日午後3時15分、東京都内の病院で死去した。72歳だった。
20歳5カ月で幕内優勝など数々の最年少記録を塗り替えて、昭和36年秋場所後に、柏戸とそろって横綱に推挙。このとき、21歳3カ月で、当時の最年少昇進の記録だった。
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映画界の巨星、大島渚監督が遺したもの

「松竹のみならず日本の映画のけん引者だった。その映像からかなりのことを学ぶましたし、監督がもう何も撮らないかと思うと、本当に残念です」(助監督)
あまりにも偉大な映画監督が逝去した。
大島渚は96年2月に渡航先のロンドン・ヒースロー空港で脳出血に見舞われ、一時右半身まひに。リハビリを続け、99年公開の「御法度」で監督復帰したが、01年にも十二指腸潰瘍穿孔(せんこう)で倒れ、11年10月初旬に嚥下(えんげ)性肺炎で一時意識がなくなり入院。その後、療養していたが、昨年12月に肺炎と診断された。1月15日に容体が急変し、眠るように息を引き取ったという。

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