東電によるマスコミ接待ツアー「愛華訪中団」に少なくとも03年、04年、05年、06年、08年、11年の震災直前に参加していた「大物」編集長が花田紀凱氏である。
花田氏の経歴は、じつに華麗だ。文藝春秋社に入社して『週刊文春』編集長を振り出しに、94年に『マルコポーロ』編集長、96年に文藝春秋社を退社して朝日新聞社『uno!』を創刊、98年に角川書店へ移籍し、『メンズウォーカー』編集長となる。2000年に角川書店を退社して宣伝会議に移籍、『編集会議』の編集長となり、04年にワック・マガジンズに入社、現在は『WiLL』編集長である。
2012年3月3日 カテゴリー 《NO NUKES voice》, 原発, 渋谷三七十, 社会問題一般
2012年3月2日 カテゴリー 《NO NUKES voice》, 原発, 渋谷三七十, 社会問題一般
01年に始まり、昨年3月まで続いた「東電のマスコミ接待ツアー」である「愛華中華団」。そこに、参加したマスコミ人の功罪を暴いていく。まず「因あれば、果あり」だ。接待ツアー発起人で、ツアー顧問として毎回参加していた「マスコミ接待コーディネーター」たる石原萠記氏を語ろう。石原氏は、どのように東電とズブズブになっていったのか。
われわれはすでに、偶然発見した月刊『創』の東電広告掲載について公にした。これは大きな波紋を呼んでいる。
しかし、ことは『創』に限らない。このブログでは、これを機に原発事故で明らかになった“マスゴミ”と“インチキゲンチャー”の醜態について追及していく。
『週刊現代』や『フライデー』元編集長で、現在も多角的な動きを見せている言論人・元木昌彦氏が昨年の3月11日の大震災直前、中国への「大手マスコミ東電接待ツアー」に参加していたのには、皆驚いた。
この「東電接待ツアー」は東電、関電、中電などの幹部のほか、元内閣特別顧問の笹森清(故人)などたいそうなメンバーがズラリと並んでいた。
私たちが偶然発見した月刊『創』誌上に掲載された「東京電力」(以下「東電」と略称)の広告の事実は今、脱原発の市民運動を繰り広げている人たちの間で波紋を呼んでいる。
図書館に行って雑誌「創」(創出版)のバックナンバーをリサーチしてみると、少なくともここ10年の間(2002年から)以下の号に1ページの広告を発見した。
2012年2月23日 カテゴリー 《NO NUKES voice》, 原発, 渋谷三七十, 社会問題一般
どうやら東電は本気で電気料金を上げるらしい。無駄な子会社を猪瀬直樹・東京都副都知事に指摘され、車付、経費落とし放題、年収2000万円を超える「顧問」が30人いたというあの「東電さま」がお値上げする予定でいらっしゃるのだ。
倉庫を整理していたら、なんと雑誌「創」に「東京電力」の広告を発見した。 続きを読む
2012年2月10日 カテゴリー Rick Tanaka, 原発, 社会問題一般
国連の「地球の持続可能性に関するハイレベル・パネル(GSP)」が先月30日に出した報告書は、もっと危機感を持って読まれるべきだ。メディアの報道も受け取る人の対応も切迫感がない。何か、別な惑星のことのような受け止め方だ。
報告書は「世界人口 は現在の約70億から2040年までに90億近くに増えるとみられるほか、ミドルクラス人口は今後20年間で30億人増えるため、資源に対する需要は飛躍的に拡大」すると警告している。
2012年2月7日 カテゴリー 《NO NUKES voice》, Rick Tanaka, 原発, 社会問題一般
2012年1月30日 カテゴリー 《NO NUKES voice》, Rick Tanaka, 原発, 社会問題一般
2012年もひと月が終わろうとしているが、経済の潤滑油である原油市場は波乱含みだ。ナイジェリアの内乱やイランという生産国の不安を抱え、去年国際市場からなくなったリビアの分もまだ回復できていない。いつ供給が減ってもおかしくない状況で、しかもその穴を埋める余剰生産能力はきわめてタイトだ。
この状況を反映し、国際通貨基金(IMF)は25日、経済制裁でイラン産の原油が市場に出回らなくなり、それをほかの産油国が穴埋めできなければ原油価格が2割から3割上がるかも知れないと報じた。価格の上昇はあり得るが、必ずしもそうなるとは限らず、ヨーロッパの債務問題がますます深刻になれば、むしろ価格が暴落する怖れもある。
2012年1月27日 カテゴリー 《NO NUKES voice》, Rick Tanaka, 原発, 社会問題一般
節電や省エネの方策のひとつとして、スマートグリッドがとりあげられることが多い。スマートハウス、スマートシティなども含めた「スマート」なシステムは、エネルギー消費を抑えたり気候変動への対策として、また脱原発の文脈の中でもとりあげられている。
「東北へ行こう」というキャンペーンをやっているのは、JR東日本だけではない。JAFも「東北へ行こう!! 復興支援キャンペーン」をやっている。旅行代理店でも、東北の企画を多く見る。
修学旅行先を東北から他に変更する学校がほとんどだが、福岡市の県立修猷館高校では逆に「被災地の現状を直接見ることも大切」として、長野県から宮城県に変更した。1月5日から8日にかけて、仮設住宅に住む被災者やボランティアと交流した。