「北海道警が、函館税関を巻きこみ、拳銃200丁を押収する見返りに、闇社会の人間に覚せい剤130キロ、大麻2トンを密輸させた」とかつての北海道警のエース刑事が告白する。刑事の名は稲葉圭昭(北海道警察銃器対策課・元警部)だ。そのエース刑事は、覚せい剤に溺れ、犯罪者となって服役したが、このほど腐敗した警察組織のすべてを暴いた本『北海道警 悪徳刑事の告白 恥さらし 稲葉圭昭』(講談社)を上梓した。
日新報道が主催している「サムライの会」で、稲葉刑事を取材したジャーナリストの佐藤一氏が講師で招かれており、幸運にも話す機会があり、1999年から2003年ごろまで世間を騒がせたこの稲葉刑事のことを詳細に聞いた。

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