凄い時代だった。政治的抗議のために焼身自殺したフランス人女性、フランシーヌ・ルコントを題材にした、反戦歌『フランシーヌの場合』が80万枚を超えるヒットなり、テレビのベストテン番組で歌われていたことが、まず驚きだ。そして、歌っていた新谷のり子は、成田空港反対の闘争現場である三里塚に通っていた。

そんな時代の真ん中にいた、新谷のり子、はしだのりひこ、みなみらんぼう、PANTAが、『この人に聞きたい青春時代2』(鹿砦社)で、熱く語っている。

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