30年前、1980年代はゲリラの時代だった、と言われても、ポカーンとする者のほうが多いだろう。
ある人々にとっては、マハラジャに象徴されるバブリーな時代だったし、ある人々にとっては、オタク文化全盛の時代だったのだから。
それでも実際に、皇居やアメリカ大使館、迎賓館、成田空港、米軍・自衛隊基地にロケット弾が、しょっちゅう打ち込まれていたのは事実だ。ロケット弾といっても、火炎瓶を黒色火薬で飛ばしたり、金属片を飛ばしたり、様々。どれも、手作りだった。

福島原発事故で放射能汚染され商売にならなくなった、二本松のゴルフ場などが、東京電力に除染を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。ところが東電は、原発から飛び散った放射性物質は「無主物」、つまり東電の所有物ではないので除染の責任はない、という主張をした。

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