デタラメハルキの異名を取る、班目春樹が委員長を務める原子力安全委員会は、9月18日、最後の会合を開いた。
「振り返れば反省点は多々ある」「あらかじめの備えがなく、混乱の中、できることは限られていた」などと、斑目は述べた。
斑目のそれまでの所業を知らなければ、殊勝とも思える発言だ。
『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』(鹿砦社)では、超A級戦犯の1人として、斑目の罪を事細かく記している。
「これも可能性ちょっとある、これはちょっと可能性がある、そういうものを全部組み合わせていったら、物なんて絶対造れません。だからどっかで割り切るんです」
これは、07年の浜岡原発運転差し止め訴訟での発言だが、「安全性を割り切る」というのが斑目の、お得意の科白だった。