ゆったりとしたバイオリンの調べに、チェロとビオラが重なる。ドラムがリズムを刻み始めると、ピアノ、エレキベース、エレキギターがサウンドを重ねていく。
Paix2(ぺぺ)の2人がステージに姿を現し、「ふるさと発あなたへ」を歌い出す。
2人を応援してきた者にとっては、万感の思いがこみ上げる瞬間だ。

客席千人の「かつしかシンフォニーヒルズ」で、Paix2のライブが10月18日、行われた。
今まで見てきたライブは、もっと小さな会場。バックサウンドは、録音された音に、まなみさんが弾くギターと、めぐみさんが吹くフルートが加わる、といった感じ。

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「三里塚? 負けた闘いだろ」
自慢するつもりもなく、20代の頃、三里塚に住み着いて空港反対運動をしていたことを私が言うと、若松孝二はそう言って笑った。
その時、パレスチナについての詩を書いてきた若者がいた。
「君はパレスチナに行ったことがあるのか? 死体の山を見てきてから書けよ!」
やはり、若松孝二はそう言って笑った。
「反原発デモ、やるなら命をかけてやれ。デモってそう言うものだ。ちゃらちゃらするな。権力になめられる」
最近は、そんなことも言っていた。

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オスプレイの配備に揺れる沖縄。
普天間第二小学校で出会った、主婦は言う。
「子どもの安全を考えたら、事故を頻発しているオスプレイの導入に反対するのは、当たり前でしょう」

そんな折、またしても米兵による女性への暴行事件が起きた。
沖縄では、2カ月前に女性が襲われる事件が起きたばかりで、相次ぐ事件に県民の怒りは頂点に達している。
「沖縄の人を何と思っているんでしょう。本当に惨めですね、悲しいですよ」「また繰り返されたかと思って、非常に怒りを感じますね」と沖縄の人々は語り合っている。
沸き上がる県民の怒りの声。

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今月29日から始まる東電OL殺害事件の再審をめぐり、無実を訴え続けてきたゴビンダ・プラサド・マイナリ氏に有利な事実がまた1つ新たに明らかになったようだ。今月10日から11日にかけ、各マスコミが一斉に報じたところによれば、殺害された被害女性の手の爪からゴビンダ氏とは別の第三者のDNAが検出され、このDNAの型が被害女性の体内に残っていた体液のものと一致したという。これにより、再審でも有罪を主張する方針だった東京高検がついに方針を変え、無罪判決を求めることを検討し始めたそうだ。

この事件については、すでに事件現場のアパート室内や被害女性の体からゴビンダ氏とは別の第三者の体液や陰毛が色々見つかっていることが繰り返し報じられてきた。もはや日本全国でゴビンダ氏をクロだと考えているのは検察庁だけではないかと思える状況だったが、その検察もここまで決定的な無罪証拠が出てきたことにより、ついに白旗をあげざるをえなくなったということだろう。

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先週に引き続き、今週の『アサヒ芸能』(10月25日号)でも『タブーなき原発事故調書 超A級戦犯完全リスト 』が3ページに渡って紹介されている。

「事故の『A級戦犯26人』を断罪『原発発禁本』の戦慄内容を公開する!」のタイトルのもと、「いまだウソを垂れ流す御用学者は許せないッ」と大文字のキャッチコピーが躍る。

先週の東電幹部らに続き、今号では原発の安全神話を振りまいた御用学者に関する記述を紹介している。
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沖縄に行って驚くのは、あれほどあふれていた中国人観光客が激減していることだ。
おもろ町では、いつも中国本土から「プラダ」や「シャネル」などの高級品を目当てにしたセレブが買い物にやってくる「デューティ・マーケット」でも売り上げが減っている。

「中国からの旅行客は、前年比べで4割くらい減っているのではないでしょうか。8月は台風の影響で打撃を受けたし、何より尖閣問題で中国人たちが沖縄への旅行客をキャンセルしていますから」(旅行代理店)

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9月29日より広島市安佐南区の「カフェ・テアトロ アビエルト」で開催されていた「死刑囚の絵展」に行ってきた。展示されていた絵は、20数名の死刑囚による約50点。いずれの作品も、死刑囚・大道寺将司氏(1948年-)の亡母・幸子さんが遺した預金で創設された基金によって毎年開催される死刑囚の作品展に寄せられたものという。今回の絵展は、アビエルトのオーナー・中山幸雄さんがその作品展の主催者らと親交があった縁で実現したとか。

感想を率直に言うと、まず何より展示された絵のレベルの高さに感心させられた。一人ひとりの詳細な経歴は知らないが、おそらく作者の大半が絵を描き始めたのは獄中の身になって以降だろう。筆者は絵の専門的なことはわからないが、単純な話、自分が41歳の今から独学で絵を始めたとして、到底たどり着けないと思えるレベルの絵が並んでいた。

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「解散するする詐欺」「原発止める止める詐欺」などもはや空手形を連発、野田首相のフラつく国家運営は今に始まったことでないが、「お願いだから党を割って出ないでね」というトーンが明確に見え隠れする今回の組閣には笑った。なにしろ文部科学大臣に田中真紀子を起用する体たらくだ。

「野田は大臣として期待して起用したいわけじゃない。小沢一郎とのパイプを残したかっただけだ」(全国紙・民主党番記者)
田中真紀子といえば、小泉政権時代、外務大臣となり、まるで子供の喧嘩のような泥仕合をしたことが記憶に新しいバカ女である。

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最高検察庁の公判部長が先月、乗車中の電車のドアに繰り返しカバンをはさみ運行を遅らせたとして、警察の事情聴取を受けていたことが分かった。
事情聴取を受けたのは、最高検公判部長の岩橋義明検事(58)だ。

岩橋検事は9月28日の午後11時過ぎ、神奈川県の東急田園都市線下り線のあざみ野駅など複数の駅で電車のドアが閉まる際に自分のカバンを挟み、電車の運行を10分程度遅らせた。岩橋検事は勤務後に酒を飲み帰宅する途中で、事情聴取に対し「遅らせてしまったことは申し訳ない」と話しているという。

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フジテレビで「俳優たちがタモリの家に来る、という設定でダラダラとおしゃべりをするドラマ宣伝番組」である『タモリ中居ドラマ18名が超接近密着でマル秘関係性発覚…ガチでイイのに!?』(8日21時オンエア)を最初の1時間だけ見た。
今クール、フジテレビはドラマにかなりの力を入れている。

まず、最大に話題なのは『PRICELES$S~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(月曜9時)で、木村拓哉が久しぶりに「月9」に帰ってきたということで話題を呼んでいる。
設定としては「一文なし」になるキムタクがどうやって再び会社員として復活するのか、というテーマのようだ。しかし至極残念だが木村拓哉は、俳優としては「すでに終わっている」感が否めない。

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