「松井の場合は、両膝を手術したこともあるが、本当はホームランバッターの宿命で、巨人にいたころから背中を痛めていた。思い切りスイングできないと判断したのだろうな」(スポーツ紙記者)
2012年12月27日(日本時間28日)、松井秀喜選手がニューヨーク市内で記者会見し、現役引退を表明した。

「本日をもってプロ野球人生に区切りを付けたいと思う。チームが勝つために自分が何をするか、それを一番考えていた。寂しい気持ちもあり、ほっとした気持ちもある」と述べ、日米合わせて20年のプロ生活に終止符を打った。
「日本球界からの誘いはあったと思う。オリックスや楽天からも確かに打診はあった」(プロ野球関係者)

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「親父が死んだんだ」
携帯に弟から電話があって、もちろん驚いたのだが、驚愕、はなかった。
82歳になって、アルコール依存から抜け出せず、正月に訪ねていっても、すでに酔って寝ているのがここ数年、常だった。
「お前は何か、最近書いているのか?」
そんな言葉を投げかけてきても、それ以上、会話が続かない。
もっと以前、健康だった頃だって、迷惑をかけられるばかりで、助けられたり励まされたりしたことは、ほとんどない。
父という者は、自分にはいない者、と、すでになっていた。

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小学校のときに読んだ漫画「はだしのゲン」は、かなりインパクトがあった。
放射能で人間の髪が、肌が、あらゆる箇所が溶けていく描写に心が痛んだ。その描写は、漫画家・中沢啓治(なかざわ・けいじ)さんが自らの体験をもとにしたものだった。中沢さんは、爆心地から1.3キロの同市内の国民学校前で被爆。とっさに柵の後ろに隠れて、すんでのところで放射能の爪から逃れた。

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数ヶ月の間低空飛行の売上を見ていたある日、小部は舞台があるから、と言って10日ほどの休みを取る。劇団をやっているとかで、先日社内でチラシを配っていた。社長は小部を雇う際、舞台がある時は休暇を認めると約束していた。年に4回の舞台、つまり年4回の休暇があって、さらに他の社員よりよほどいい給料を貰っている。随分好待遇だ。

しかし小部は舞台が終わっても会社には戻ってこなかった。そのままバックレたのだ。社長の言う「すごい人物」は半年でいなくなり、彼が配ったチラシだけが残された。「新感覚喜劇『サラリーマンなんかごめんだ!』脚本・構成 虎部拳児」という字が躍っている。

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民主党は12月25日午後の両院議員総会で、新代表に海江田万里(63)を選出した。投票は党所属国会議員145人(衆院57人、参院88人)によって行われ、海江田氏が90票を獲得し、対立候補の馬淵澄夫政調会長代理(52)の54票を上回った。無効票が1票あった。
衆院選で海江田は、東京1区で落選し比例で復活している。

海江田こそ、東日本大震災で福島第一原発が爆発したとき、おおいに慌てて消防隊を恫喝、昨年7月、あげくのはてに国会で責任を問われ「いつ辞任するのか」との追及に涙した御仁だ。

海江田のホームページで「実現したい7つの政策」を見ると、原発に関する言及はない。
菅政権の経済産業大臣として海江田は、玄海原発の再稼働を要請し、昨年6月29日、古川康佐賀県知事と面会して、合意した。翌日の6月30日、菅首相が再稼働にあたってはストレステストが必要と主張し、再稼働は先送りになった。

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全国の暴力追放運動推進センターが、地域住民に代わって暴力団組事務所の立ち退き訴訟を起こせる制度が来年1月にスタートするのを前に、対応に悩んでいるという。
「住民のかわりに原告となるといっても暴追センターは社団法人か財団法人で、寄付金や賛助金で成り立っています。訴訟費用を捻出するにも限界があります」(警察関係者)
財政難から訴訟費用の捻出が難しいためだ。暴力団排除に取り組む住民らは「暴力団追放の切り札」と期待を高めるが、制度開始時に、訴訟を行うことができる「適格団体」の申請を行うセンターは少数にとどまるはずだ。

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筆者は、原発擁護の説にも、耳を傾けるように気を配っている。反対者の声を聞くことは、自らの言葉を正確にし、強さを得ることになるから、物を書く者としては当然のことだ。それだけでなく、あれだけの災厄を目の当たりにしての原発擁護には、「いい根性してるな」と尊敬の念さえ湧く。

経済学者・池田信夫氏の12月15日のブログ「活断層はなぜ今ごろ『発見』されたのか」には、仰天した。
福井県の敦賀原発2号機の下にあるのは活断層だ、とした原子力規制委員会の見解を批判する内容である、

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12月のBBCビルマ語放送によると、ミャンマー(ビルマ)では民主化に伴うインターネット使用の自由化により、ビジネスメールの活用が増えているという。米の販売店は「国内各地の米の価格を、仕事仲間に即日で伝えることができるようになった」とメールの利便性を称えている。
将来は農業に従事する人々も、メールを使うようになるかもしれない。しかし今は、パソコンやインターネット端末を持つ人間は一部に限られる。ヤンゴンではパソコンを持たず、インターネットカフェを利用する人が多い。

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よく知られていないが、今回の衆院選で、自民党も脱原発を言っていた。
大きく「脱原発」と掲げられている左のパンフレットは、自由民主党福島県支部連合会が、選挙で配ったものだ。
もちろん、よく読めば、笑いたくなるようなペテンだ。「県内の原発10基すべて廃炉を実現します」と書いてある。
福島県内の原発10基と言えば、核爆発をも起こした福島第1の6基と、地震と津波で損壊したが、かろうじて紙一重で事故4日後に冷温停止した、福島第2の4基である。
いくらなんでも、これらの原発を再稼働させよう、などと言う人はいない。自然に、廃炉への道を進んでいくものである。

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日本人は、本当に忘れやすい。安倍晋三が前に首相だった時に主張していたのは、「再チャレンジできる」社会だった。だが、今回の衆院選では「再チャレンジ」とは一言も言わなかった。それは、そうだろう。「社会じゃなく、てめえの再チャレンジだろう」と言われるのが、オチだからだ。
それで、「日本を、取り戻す」と言い換えた。こんな簡単なレトリックに騙されてしまうのだから、日本人はお人好しすぎる。
結局のところ、取り戻すのは、自民党の政権と、自分の首相の座。ちゃっかり、自分の「再チャレンジ」を安倍晋三はやり遂げた。

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