村上春樹の書き下ろし小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が12日、全国一斉発売される。版元の文芸春秋社は8日、異例の50万部の発行を決めた。
それでも、「1Q84」の時のように、予約しないと手に入らない、店頭では目にすることができない、という状態がしばらくは続くのではないか。
一方、「1Q84」の人気も、文庫化されたこともあって再燃している。
ネットでは、「もし映画になったらどんな配役がふさわしいか」が盛り上がっている。
青豆には、長谷川京子、井上真央、野波麻帆の名が上がっている。天吾には、小澤征悦、瑛太、藤原竜也。ふかえりには、蒼井優、成海璃子、多部未華子、といったぐあいだ。
また、女優の杏は、映画化されるなら、青豆をやってみたい、と自ら語っている。