ミャンマー(ビルマ)の最大都市ヤンゴンに、西洋風のバーができた。最近、海外から進出してきた欧米人によって作られたという。
街中では、20~30代の人々が、Gパンをはく姿が多く見られる。伝統的な腰巻を身につける人がほとんどだったミャンマー人の服装が、今、変わりつつある。
経済発展とは,多くの部分で西洋化と同義であるから、ミャンマーの西洋化も、ある程度、避けられないことかもしれない。もっとも、以前このシリーズで書いた通り、ミャンマー人は韓国ドラマの影響を強く受けているので、服装の洋装化を「韓国に似てきた」と表現したりするが(当シリーズ4を参照)。

だが、変化の波のただ中にあるヤンゴンで、変化しないこともある。その中でも特筆すべきは、交通マナーではないか、と思った。そこで今回は、ヤンゴンの交通事情を紹介する。

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