元CIA職員のエドワード・スノーデン氏の、ロシアのシェレメチェボ空港のトランジット(乗り継ぎ)ゾーンでの滞在は、3週間に及ぼうとしている。
スノーデン氏は、アメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集の手口(PRISM計画)を告発したことで、米司法当局により逮捕命令が出されている。
香港で告発を行ったスノーデン氏は、ロシアに飛んだ。ロシアは、彼の亡命、入国は認めなかったが、アメリカが求める身柄引き渡しに対して、トランジットゾーンはロシアの司法権の及ばない区域であるとして、この問題には関知しないという態度を取っている。

国際的な大問題であるとともに、トニー・スコット監督の映画『エネミー・オブ・アメリカ』の描いた問題を背景にしながら、起こっていることはスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『ターミナル』そのものという、きわめて興味深い出来事であるにもかかわらず、大手メディアはほとんどこの事件を、スルーしている。

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『ご都合の良い日時を2~3頂けると助かります』との榛野氏から頂いたメールの文面通り空いている日程を送る。それにプラスして、私からも榛野氏に『何枚ほどで電子書籍化は可能なのでしょうか?』という質問を投げかけた。返事としては『400字詰めで30枚程度あれば、100円から300円で販売しても良いかなと思っています。芳川さんの作品はそんな感じです』と軽い感じのメールが送られてきた。芳川氏も過去に豊穣出版から一冊kindleにて発売して、100位以内を収めベストセラーに入っていたとのことである。今思えば、当時はKDPで販売している人数が少なかったのでありえない話ではない。現在では大手出版社も多くの書籍をkindleにて出版しているので難しい話だとは思うが。

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NHKの朝の連続ドラマ『あまちゃん』で「地方のアイドルを集めて」結成するユニット「GMT47」が「暦の上ではディセンバー」なる曲を完成させた。
作詞の工藤官九郎、主役の能年、一気にドラマに乗じて人気をブレイクさせたい『GMT』メンバーたち、乗りたいレコード会社など関係者たちの皮算用が見え隠れする。サントラが売り上げ5位になるドラマ人気にあやかって、ドラマ派生ユニットがデビューとなるのだろうか。

「鳴り物入りでスタートした大河ドラマ『八重の桜』の視聴率が大コケした今、NHKが頼りにするのは『あまちゃん』しかない。このほど、TBSでも『あまちゃん』に便乗したロケ番組があったが、しばらくは『あまちゃん』の話題でNHKはいくしかないだろうね」(テレビ局関係者)

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この老人は、騒ぎ立てれば自分の思うように判決が変わると信じていた。そう信じる根拠とは、光市の本村氏が実現したじゃないか、ということだった。そして「本村氏を見習う」と権力に迎合する発言をはじめ、裁判所前の演説では日本の核武装まで主張した。
そして、裁判所前でいつものように不満と怒りの声をあげているとき、冤罪事件の被告人が、自分の無実と公正な裁判を訴えに来たら、それを妨害したのだ。よく、裁判所前では、裁判の当時者が情宣活動をする。これを保釈中の被告が一生懸命にやっていると、老人はハンドスピーカーで「あきらめろ」とか「バーカ」などと罵声を浴びせた。そのとき老人はニタニタとした嘲笑の表情であった。

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広島県福山市の景勝地・鞆の浦の美術館「鞆の津ミュージアム」が開催している絵画展「極限芸術~死刑囚の表現~」が話題を呼んでいる。死刑囚約30人が獄中で描いた300点以上の絵画を展示し、4月20日にスタートして以来、約2カ月で来館者が4000人を突破。異色の絵画展ながら家族連れやカップル、女性同士の来館も多く、芸人のカンニング竹山さんや俳優の井浦新さん、同・大西信満さん、アレフ広報部長の荒木浩さんら各界の著名人も次々に訪ねてきて、連日活況を呈している。

そんな評判の絵画展の中でも、ひときわ注目を集めているのが、ここに掲載した「国家と殺人」という作品だ。作者は、一貫して無実を訴えながら2009年に死刑確定し、現在は再審請求している和歌山カレー事件の林眞須美さん(51歳、大阪拘置所で拘禁中)。ほとんど赤と黒だけで描かれた独特の抽象画だが、マスコミが同展の話題を報じる時はいつもこの作品がトップで紹介されてきた。見る者に何かを強く訴えかける力があり、一度見たら忘れがたい印象を残す作品だ。

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フィギュアスケートの元世界選手権女王、安藤美姫選手(25)が今年4月に女の子を出産していたことを7月1日放送のテレビ朝日の番組『報道ステーション』の中で明らかにした。結婚はしておらず、母親としてソチ五輪を目指すという。
7月2日以降は、テレビ、新聞、ネットとも「安藤美姫」の〝結婚なき出産報道〟で、大騒ぎだ。
ニコライ・モロゾフ・コーチや、プロスケーターの南里康晴選手、あるいは他の第三者かなど、父親が誰か? に焦点が当たった。
7月3日には、「愛娘の父につきましては、私の考えで、氏名をお知らせすることは控えさせていただきたいと思います」「この報告をもって区切りとして、静かに見守っていただけたらと思います」と、本人の署名で声明が発表された。
同じ日にはフェイスブックで、[報道関係者のみなさまへ]として、「全体から見ればごく一部の記者の方ですが、関係者の自宅に深夜にいたるまで電話をかけ続けるなど、常軌を逸した取材をされる方がいらっしゃいます」と、加熱する取材に苦言を呈する本人の発言もあった。

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公園を出ようというところで電話が鳴る。弁護士事務所の事務の女性だ。
「離職票を発行するにあたりまして、先に解雇通知をお送りします。住所は××市でよろしいですか?」
「いやよろしくないよ。解雇の日付はまだ決まってないんだから。いつの日付で通知出そうとしているんですか。8月末なんて認めませんよ」
「でも、8月末で決まったとのお話でしたが」
「決まってないって言ってるの。会社と社員の合意がなければ、解雇は出来ないはずでしょう。私も、他の社員も8月末に辞めていないんだから」
「既に合意されている方もいらっしゃいまして……」
社長が逃げて早々、会社に来なくなった社員が数名、8月末で合意して解雇通知を受けたという。複雑な感情が湧いてくる。何故そんな簡単に、労働対価を放棄するのか。どうせ支払われないと思って、早めに失業給付を受け取ることを選んだのか。それとも既に、どこかのツテを頼って再就職でも決まって、さっさと縁を切ることにしたのか。

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傷痍軍人。今はほとんど使われない言葉だ。戦争による戦闘によって、障害を負ってしまった軍人である。
私が小学生であった頃、1960年代。傷痍軍人が施しを求めるているのを見かけることが、稀にあった。
家の近くのちょっとした丘があり、公園になっていた。
傷痍軍人が座して、前に缶を置き、施しを求めていた。今のように義足の技術が発達していない。膝から先は、むき出しの金属の棒だった。
一緒にいた母は、私に耳打ちした。
「ああいう人にだって、できる仕事はあるはずだ」
なんの施しもせずに、母は通り過ぎた。

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その後の榛野氏とのメールもおかしな部分はあった。
『両作品とも若い方が書いている感じがしました。出版にあたり、お互いを守る為のお約束事などを話さなきゃいけないと思っています。簡単に言うと契約ですね』
このメールを読み、芳川氏は私の個人情報を一切話していないのだと思った。確かに作品の主人公はどちらも若い。そして、直してはいるが書いた時期は3年ほど前のものだ。だが、それだけで相手の年齢を決めつけている感じがした。
私のことをいくつぐらいだと思っているのだろう。確かに私は20代後半なので、若い方だとは思う。
とはいえ『お互いを守る約束事などを話さなきゃいけない』というような言い方は、10代……いや小学生に話すような物言いだ。そこまで稚拙な作品であったのかと当時はショックを受けた。『契約書に承諾頂いてからの販売となります』だけで良いのではないだろうか? とも思ったものだ。だが、榛野氏に本を読む能力など全く無いことは少しずつ分かってくること。若い子を描けば若い人が書いているぐらいにしか思って居ないのかもしれない。

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6月27日、株式会社フジ・メディア・ホールディングスの株主総会が、台場駅近くのホテル日航東京で行われた。
総会開始に先立って、反リストラ産経労(労働組合・反リストラ・マスコミ労働者会議・産経委員会)と支援者によって、ビラ撒きやアピールなど宣伝活動が始まる。
ホテル日航東京入り口近くには、「フジ・メディアHD」の札を下げた、スーツ姿の男性達が横に並んでいる(写真)。彼らはなんのためにいるのだろうか? 時折、カメラをこちらに向けて写真を撮る。まるで、集会やデモの時の公安警察のようだ。
参加する株主たちは、次々にビラを受け取っていく。やはり投資家たちにとっても、会社がどんな問題を抱えているのかは、気になるところだ。

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