まずは、どこの電子書籍ストアに配信されるのか説明がされた。その後、お金の話に繋がる。Amazonで販売するということは、案内だけでなく口頭でも初めに伝えられた。Amazonで売れなくなるとApple、楽天koboといった順に販売してゆくという。
Amazonについて詳しく話すのはkindleを榛野氏自身がすでに発売しており、Appleはまだ、日本に上陸していない時期だったので詳しくわかっていなかったということもあるのだろう。
Appleというのはibookstoreでの販売という意味である。販売するのはkindleとibookstoreとはっきり言ってもらえれば、契約書を交わす前にその2点についてもっと調べられたかもしれない。kindleもibookstoreもよくわからないという状態のまま契約ということは避けられた。私は、よくわからない説明をよくわからないまま聞いていた。何故、質問しなかったのだろうと自分でも思うが、Amazon、Appleという言葉は普段聞き慣れており、わけがわからないながらも、まともな場所で販売するのだろうと思ったのかもしれない。無知とは恐いものである。今回の件によりこれまで詐欺に合う人々は何故気付かないのだろうと思っていたが、なんとなく気持ちがわかる気がした。