都知事選挙は雪の影響で投票が少なかった。こうなると組織票が強い。また、高齢者たちには、投票に行きたくても足元が危ないので行けなかったと言っている人たちがいる。
たしかに、投票日に雪は止んで晴れはしたものの地面は危険な状態で、都内で滑って転倒し病院に搬入された人数は三桁にもなっていた。
こうなると、組織的に投票所へ自動車で送ることができる後ろ盾をもった候補が強い。実際に、得票が多い候補ほど高齢者の投票が多かったという調査結果もある。
こうなると、センセーショナリズムによって浮動票に頼る候補は不利だろう。それで、細川元総理は特に振るわなかったと考えることができる。
この細川を支持していた文化人とか芸能人たちがいて、そんな人たちは、とにかく脱原発だからというだけで、その具体的な政策内容も検証せず、そのうえ他の政策は無視していた。こういう人たちは有名人の「勝ち組」なので生活の不安などなく、お高くとまって上から目線で脱原発と言っていただけだ、という批判を受けている。