「スラップ訴訟反対 被害者支援の会」を仲間のジャーナリストと立ち上げ、私は管理人となった。きっかけは、盟友のジャーナリスト、片岡亮氏が書いたブログに対し、ボクシングの亀田大毅と興毅が訴訟していきたことによる。記事は、亀田大毅が昨年の世界戦で、ボクシングのグローブを「どこの国のグローブを使っても良い」と亀田サイドが相手がたに伝えた。ところが実際は、亀田サイドは、本当は相手に日本のグラブを使って欲しかったのだ。
試合を有利に運びたい亀田サイドは、亀田興毅らがJBCのスタッフを監禁し、相手がたのグラブを日本のものに変えてくれるように伝えるように頼んだ。だがどのグラブを使うかは、試合する当事者どうしの話で、JBCが絡む筋合いのものではない。
JBCのスタッフがその旨を告げると「どうにかしてくれや。コミッション料金を払っているだろうが」とビデオをまわしながら興毅が言う。言質がほしかったのだろう。
JBCスタッフは、「試合のコミッションをもらっているのであって、別にあなたたちの代理人じゃない」と言い返した。当たり前の話である。JBCは審判やリングガールなど中立な立場だからだ。