前回、訴訟をいくつも抱えた「てにをは」もなってない自称ジャーナリスについて述べたが、このうちの訴訟の一つが山場となり、来る6月6日金曜午後1時30分から、東京地方裁判所立川支部の402号法廷で証人尋問が行われる。

形式的な弁論手続きではなく、法廷で当事者に直接問うので、傍聴すると全容がわかるし、面白いやりとりが期待できそうだ。

この証人尋問は、被告となった自称ジャーナリストの側から申請されたもので、証人は被告の友達ということだ。証拠になる電子メールを自分が受信し、これを被告に転送したというのだが、その内容は奇妙なものだった。送受信が明らかではなく、他のメールを転写したようなものだった。

だから、話題となっている遠隔操作の裁判に比べると程度が低く、かつて国会で問題になった「偽メール」に近い。

また、このメールの文中に、証人が自分のことを精神障害者だと記述した部分があり、これと同時に、被告である自称ジャーナリストの性格も、同様に精神障害者であるらしく、少なくとも、精神病の薬を服用していて、依存症となり、医師に処方された分量を守っていない、と明記されていた。

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