【使い回し野郎w】コピペ大将安倍晋三、聖徳太子の名言もリサイクル使用していた\(^o^)/
(屁世26年8月31日付)
全国の大きなお友だちの方々、ごきげんよう。 屁世滑稽新聞のお時間です。
今月6日の広島での平和祈念式典で、昨年とほぼ同じコピペ原稿を読み上げたことがバレて、「なんだ狸研のオボちゃんと同じコピペ手品師じゃないか!」と世間の人々の笑いを誘った安倍首相でしたが、さて次にどう出るかが、注目されていましたよね。
だけどやっぱり、9日の長崎平和祈念式典でも、堂々と、今度は開き直って、去年の原稿のコピペといってもいいような、お粗末な紙切れを読み上げたのでした。
最前線で戦争を指揮する人は、弾丸が顔に命中しても簡単に顔が割れるようではかなわない。
総理大臣なのですもの、鉄砲玉をあびても穴が開かないくらいの鉄面皮でなきゃダメですわ。
あの平和祈念式典でのコピペ朗読は、きっと安倍首相が厚顔の鉄面皮であることを世界に誇示するヒノキ舞台だったのでしょうね。
かつて蓮如上人(れんにょ・しょうにん)というえらいお坊さまが、こんなことをおっしゃいました。「あさ紅顔の美少年、夕に白骨となる身なり」
朝はほっぺたを真っ赤にそめた可愛いぼうやでも、夕方には死んで白骨になっているかもしれない。それほどこの世は無常なのだ……という意味でした。
さてその夕方にむかっている我らが首相のお話です。もはや紅顔とは縁もなく、睾丸のほうの力もとうに尽きたように見え、コウガンといえばこのさき抗ガン剤くらいしかご縁がなさそうにも思えるのですが、とにかく厚顔だったことが判ったのはまことにおめでたいですわ。
もっとも、これは「厚顔無恥」の「厚顔」の部類ではありますが、なァ~に、恥を知る人はそもそも大臣になろうなんて、考えもしないのですからね。
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昨年の「昭和の日」の直前に、幕張メッセの「ニコニコ超会議2」で
最新の「10(ひとまる)式戦車」に乗って得意顔の安倍首相です。
鉄板装甲なみに厚顔の総理なのですから、いくさの最前線で
戦車から身を乗り出して指揮をしてもヘッチャラなのでしょうね。
(写真引用元:日経トレンディネット )
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そんなワケで、ナメた態度で、日本じゅうの原爆被害をうけた国民の怒りを買った安倍晋三総理でしたが、このナメきりぶりが偶然でもウカツでもなく、この人自身と取り巻き連中の身にしみついた習性だったことが、祈念式典からちょうど二週間後に起きた広島土砂災害で、みごとに立証されてしまいました。
なにしろあれほどの大災害が――それもいつ起きるかわからない大地震じゃなく、ゆっくり近づいてくる恐ろしい雨雲の群れをレーダーで見守りながら、大災害が起こる危険性を事前にじゅうぶん予測できたし、政府なりに備えることもできた、そういうたぐいの大災害が――起きたというのに、安倍総理ときたらフジテレビの日枝会長からおごってもらった接待ゴルフに興じていたのですからね。
ちなみにフジテレビが属しているメディア複合企業のフジサンケイグループは、儲かれば平気で節操をまげることでよく知られておりまして、たとえば産経新聞なんて、かつては韓国の統一教会を紙上で人目もはばからず応援する唯一の大手新聞だったのですが、いまは韓国をけなすことで「嫌韓」読者層に媚びる、という経営方針に転向し、それが裏目に出て韓国のパク・クネ政権から、お父さまのパク・チョンヒさんが大統領だった軍事独裁時代のような、無茶苦茶なイジメを受けている今日この頃なのですね。こういうのを仏教では「因果応報」と申します。
フジテレビもご多分にもれず、韓国政府が企てた「韓流」文化の押し売り戦略に乗っかって、「笑っていいとも!」など、あちこちの番組で韓流のゴリ押しをしたものだから、すっかり視聴者がシラけてしまい、視聴者のボイコット運動が大きく膨らんで、いまや何を放送しても数字がとれず、広告スポンサーも逃げ出して、とうとう地獄の一丁目をさまようはめになってしまいました。
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今年の元旦、東京・南青山の旧「ラブ・スイーツ・アンティーク 青山店」
の空き店舗に、「謹賀新年 フジテレビ」の挨拶とともに巨大な地獄絵が
掲げられました。そのせいでか、それほどにか、原因なのか結果なのかは
わかりませんが、結局フジテレビ自身が、いまや放送業界で地獄落ちの
ひとり負けとなっている始末……。不吉きわまるご年始のあいさつは、
地獄に飛び込む宣言だったのでしょうか?
(写真引用元:livedoor.4.blogimg.jp)
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そんなフジテレビの起死再生策として、日枝会長はバクチを打ちに出ました。なんとお台場にカジノを開こうというのです。その賭場びらきを有利に進めるために、どうやら「接待ゴルフ」を行なったようなのです。
広島で土砂災害が起きた8月20日の朝、富士河口湖町の「富士桜カントリー倶楽部」でゴルフを打ち興じた顔ぶれをここに列挙しておきましょう――安倍首相、森喜朗元首相、茂木敏充経済産業相、岸信夫外務副大臣、加藤勝信官房副長官、萩生田光一自民党総裁特別補佐、山本有二同党衆院議員、日枝久フジテレビ会長、笹川陽平日本財団会長。
……この顔ぶれをみれば、大きなお友だちの皆さんなら一目でお気づきでしょう。お台場に賭場を開くために必要な、制度や法律の変更とか、賭博での寺銭の稼ぎかたとか、そういう方面の権威者や権力者ばかりが“みどりの待合い”につどったわけでした。
ちなみに“みどりの待合い”は、広島の大惨事のことがテレビでとっくに報道されていた朝の8時に始まりました。安倍首相はさすがに9時20分にゴルフを切り上げて、東京の首相官邸に向かったのでした。ところが茂木経産大臣は、のんびりの最終ホールまでプレイして、午後3時頃までゴルフ場で遊んでいたとのこと。経産大臣は、賭場びらきの許認可の大本ですから、接待主がひきとめて離さなかったのでしょうね。
そんなわけで、広島で大量に死傷者がでる自然災害が起きたのに、政権マフィアのかたがたは、お台場の賭場びらきのほうが大事だった、ということらしい。しかも安倍首相は、いったん官邸に帰ってきたけれど、この日の晩には、またもや山梨の別荘にトンボ返りしたのです。大災害に背を向けて遊び呆けている“バカ殿様”のようなまぬけぶりを、非常事態でさらした能なし総理だったのでした。
8月9日の長崎の原爆慰霊祈念式典では、長崎市長や被爆者の代表者が、憲法を曲げて好戦国アメリカとの「集団安保」体制をむりやり実現しようとしている安倍政権のアブナイ体質を、はっきりと批判しました。安倍総理は苦虫をつぶしたような表情をみせましたが、その心中を大便……もとい……代弁した自民党の代議士がいます。
東京18区選出の土屋正忠衆院議員です。政府だけで憲法を身勝手に解釈して「集団的自衛権」を「合憲」というかたちにしてしまおう、という安倍政権の策略を、その安倍首相の目の前できびしく批判した長崎市長に対して、土屋代議士は自分のブログで“ななめ上”からこんな非難を浴びせたのでした――「長崎市長は歴史的体験を踏まえた核廃絶について語るから権威があるのだ。集団的自衛権云々という具体的政治課題に言及すれば権威が下がる。核廃絶の祈りではなく、平和を維持するための政治的選択について語りたいなら長崎市長を辞職して国政に出ることだ。」(http://blog.livedoor.jp/shugiin08846/archives/2014-08-09.html)
そもそも土屋正忠という人は「武蔵野市の行政のムダづかいを是正する!」と訴えて同市の市長に選ばれて、政治の道に入ったのですが、市長時代には交際費を違法に使っていた“前歴”があり、自分の信条を自分で裏切ってきたのでした。そういう人が代議士になるなんて、本当にオカシな話ですよね。でも小泉政権の全盛期に総理じきじきのお声がかりで代議士選挙に出馬し、小選挙区では菅直人に破れたのですが、重複して立候補していた比例東京ブロックで復活し、いわゆる“ゾンビ議員”として国会に現れたのでした。つまり世に言う「小泉チルドレン」のひとりです。ゾンビには人の世の道徳はなんて通用しないのでしょうね……。
それにしても、「政治的選択」について語りたいなら国会議員にならなきゃダメだ、なんて発想自体が現代日本の“自由と民主主義”を否定する「反日」主義そのものですわね。この人って「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」と「日韓議員連盟」を二股かけて入会しているのですけど、今のパク・クネ大統領の父親で、金大中拉致事件のときの大統領だったパク・チョンヒのような軍事独裁時代の韓国で、政治家をやってるのがお似合いでしょうね。
……と、安倍総理とその取り巻き、腰巾着のかたがたについて、長々と書いたのは他でもありません。
何代もまえから、大臣稼業を「家業」として継いできた安倍の坊っちゃまにとっては、庶民の苦しみとか批判の声なんて、無視すべき騒音としか思っていないのでしょう。その状況証拠をあれこれと挙げてみたわけです。
さぁ~て、長い前口上はここまでにして、本題に入りましょうね。安倍首相の長崎市民への愚弄は、今年はじまったものではなかったのです。この人は昨年も8月9日に長崎の原爆慰霊式典に首相として出席したのですが、その日の午後、恵の丘長崎原爆養護ホームを慰問して、聖徳太子の言葉として有名な「以和為貴(和をもって貴しとなす)」を自らしたためた色紙を贈りました。ところがこの色紙、その前々日に東京で開かれた文化人や芸能人による美術作品展に持ち込んだのを、使い回したものだったのです。
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安倍首相がしたためた「和をもって貴しとなす」。
ちなみにこれより2週間ばかり前の参議院議員選挙で、この首相が
じきじきに声をかけて比例区から立候補していた渡辺美樹が
当選して国会議員になりました。渡辺さんといえば、「和の民」が
モットーのワタミの会長を、選挙の直前まで務めていた人です。
ワタミは従業員の過労自殺や系列会社「ワタミの介護」施設での
入居者の死亡事故続出などで、この年(2013年)にはブラック企業大賞
に選ばれてもいます。そういう企業のワンマン経営者をひいきに
するような安倍晋三さんなのですから、この人が考える「和」と
いうのも、世間の常識をはずれたものかもしれないですわね。
だって実際にやっているのは「和と称し淘汰死を為す」ですから。
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「以和為貴」の色紙そのものは、原爆養護ホームに贈呈されたのですが、このホーム慰問から3日後の昨年8月12日には、首相官邸でのイスラエルとパレスチナの青少年たちによる表敬訪問の場で、「1400年前の日本の憲法の中に『和をもって貴しとなす』という言葉がある。しっかり議論を行ない、最後はまとまって行動していくという意味だ。日本も中東和平に貢献する」と、聖徳太子の十七条憲法の“例の文言”を引用しながら挨拶をしています。
こうして安倍総理は、聖徳太子の「以和為貴」を使い回して、まるで“1粒で2度おいしい”グリコどころか、3回おいしい思いをしたわけでしたが、お話はそれだけでは終わりません。
1948年にイスラエルがパレスチナの土地を奪って建国して以来、両国の民は――パレスチナも昨年9月の時点で(米国と、日本を含むその同盟国と、イスラエルを除く)世界134ヵ国から「独立国家」として承認されており、れっきとした「国家」なのです――宿命的な戦いを続けているわけですが、安倍政権は中東の子供たちに「以和為貴」を語った翌月(昨年9月)には武器輸出三原則の抜本的見直しを宣言して、その半年後には「紛争当事国」であるイスラエルへの武器輸出を解禁してしまいました。
日本政府はパレスチナをまだ独立国家として認めていませんし、だから武器を輸出することもありえないわけで、安倍政権はイスラエルへの武器輸出だけを決めたわけです。……で、イスラエルに輸出された武器は、とりあえずパレスチナ住民を殺傷するために使われるわけですから、安倍晋三の口から出る「和をもって貴しとなす」なんて言葉は、真心を欠いたインチキだったということも裏づけられたわけです。
ところで安倍首相がこうしてオモチャのようにもてあそんだ「以和為貴」という言葉ですが、聖徳太子の十七条憲法はそもそもこの言葉で何を言おうとしていたのでしょうか? 「以和為貴」は第一条の冒頭に出てきますが、十七条憲法の第一条の全文を、現代語に直すと次のようになります。
「なによりも平和を尊重し、さからって争いを起こさぬことを基本と心得なさい。人はみな徒党を好むし、悟りに達した者などめったにいないものです。だから君主や父親の言うことに従わないとか、近隣と仲たがいすることも起きるのです。しかし上下の者がたがいに仲良く柔和に接して、穏やかに話し合いをしていけば、おのずから道理にかなった解決に向かい、何事も成し遂げられるのです。」
聖徳太子の十七条憲法は、国民にむけての戒律ではありません。当時の官僚や貴族の行ないを戒めたものに他ならないのです。「成蹊大学法学部卒業」という経歴でありながら憲法についての無知をさらした安倍総理とか、「憲法草案」と称しながら国民を束縛する内容の、近代憲法とは似ても似つかぬグロテスクな欠陥品を掲げている自民党の、脳ミソのお小さいかたがたには想像もつかないでしょうが、聖徳太子の十七条憲法が戒めているのは、現代ならば、まさに安倍政権の大臣たち、あなたがたなのですよ。……聖徳太子がいま生きていたら、あなたがたは「憲法違反」で追放されるのが落ちですわ。
……というわけで、コピペ作文を得意げに朗読するしか能のない現職総理大臣が、自分じゃ意味すら理解できていない聖徳太子とお言葉を、エラそうにもてあそんだあげくに長崎の被爆者養護ホームに落書きを贈呈した、という恥ずかしいお話でした。
きょうはこれでおしまい。また今度、お話しましょうね。では皆さん、ごきげんよう。 さようなら。
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