中島知子が、また問題を起こして対立している報道が出た。
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元「オセロ」の中島知子(43)が14日、自身のブログを更新。出演映画の完成披露試写会“無断欠席騒動”について「今回の報道では監督をはじめ、関係各位様に大変ご心配をお掛けしました」と謝罪し「でも大丈夫です。無断欠席や許可のない早退はありえません」と報道を否定した。続けて「何かの行き違いでこのようになってしまい、とても残念ですが、本当に映画の成功をお祈りします」とした。中島は11日、都内で行われた映画「新宿ミッドナイトベイビー」の完成披露試写会を欠席。翌12日付の一部スポーツ紙で「無断欠席」と報じられた。12日、スタッフが更新したブログで「事実無根」と報道に反論。この日は中島が自らの言葉でつづった。
寺西一浩監督(35)は12日、ブログを更新。「どんなに有名人であろうと、立派な人であろうと、そういう人こそ、自分を支えてくれる人たち、例えば芸能人であれば事務所の社長、マネージャー、スタッフに日々感謝し、意見を聞いて活動しなければ、人としてダメだと思います。わがまま放題、やりたい放題では…。人は1人では何もできないと思いますから」と名指しはしていないものの、中島への批判と思われる言葉を並べた。 (2015年7月14日付スポニチアネックスより)
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しかし、実際はどうなのだろうか。業界関係者の見方はおおむね“中島不利”といった感じだ。いったい何が起きたのか。
報道されているように、7月11日、都内で今秋公開される中島出演の映画『新宿ミッドナイトベイビー』の試写会があった。これは寺西一浩監督や出演者の久保田秀敏、浜田ブリトニー、矢吹春奈らとともに中島も出席が予定されていたが、当日になってもその姿はなく、主催者が「中島サイドから欠席の連絡もなかった」としたため、一部で「中島無断欠席」と伝えられた。
しかし、当の中島はブログで「事実無根」と反論。出席依頼があった際は「連絡が遅くすでに別の仕事があり残念ながら関係各位様には丁重にお断りしたのが事実でございます」とドタキャン話を否定した。
ただ、これを聞いた業界内の反応はでは「中島が悪いと思う」という声が圧倒的だ。あるメディア関係者は「主催者が中島の出席をリリースしたのは4月下旬のことで、7月11日という日程もそのときすでに決まっていた。中島に連絡が遅かったというのはおかしい」とする。真矢ミキが出ている朝の情報番組では、「映画の試写会関連の仕事は前事務所がとった仕事で、現在の事務所への連絡が悪かったのではないか」とされたが、憶測が今もなお飛んでいる。
ある映画関係者も「試写会での舞台挨拶は作品宣伝の重要な仕上げで、出演者は通常、撮影だけでなくこうしたイベントへの協力をすることが契約に盛り込まれている。試写会日程は2ヶ月前には決まっているので、どんな大物俳優でもちゃんと日を空けておくのが常識」とした。
「中島にそれができないなら女優の自覚に欠ける話。こういう人間は2度と起用しない方がいい」(同)
さらに、あるテレビディレクターも「事情は知らないから断言まではできないけど、もともと無責任な人なので、中島さんに非がありそう」と言う。
「あの洗脳騒動から明けてメディアに登場した際、中島さんはテレビ朝日の情報番組で独占インタビューを受けている収録中に姿を消したと聞きました。十分にコメントを収録していてオンエア上は問題なかったところ、挨拶もなく突然、消えて現場はビックリ。あのときのインタビューで本人は洗脳ではないと正当化をしていましたが、本人の行動がやっぱりおかしいって話にはなてましたよ。おそらく今回もそういう感じなのでは」
中島は洗脳騒動の際、自身が企画立案し、レギュラー出演していた番組『くだまき八兵衛』(テレビ東京系)を突如降板。名倉潤、河本準一ら残された共演者が露骨に不快感を示したことがあった。今回この番組スタッフに聞いてみても「2度と中島さんに関わりたくないのが本音」という返答がった。
さらに昨年、CS放送局の公開収録に参加した際は、記者に収録後の囲み会見が予定されていたところドタキャン。中島本人は「担当者が話を断っていたみたい」と無責任に弁明したが、取材記者たちは「いいかげんしろ!」と中島に激怒したこともあった。
いずれにせよ、今回の作品はイケメン俳優の久保田秀敏を主演にした同性愛ラブストーリーで、中島は同性婚の法改正を進める母親の少子化担当大臣役で出演。日本では東京・渋谷区で同性婚相当を認める条例案が可決した中で、これを全国区にしたいとする向きから中島のコメント期待されていた。というのも、中島には女性占い師との同性愛疑惑があったため、それに引っかけて記者が記事を書こうという狙いもあったからだ。
もっとも、同日はビートたけし・西島秀俊・忽那汐里が共演の注目作『女が眠るとき』の製作発表ほか、役所広司・宮崎あおい主演の『バケモノの子』、イケメン俳優・桐山漣主演の『群青色の、とおり道』、DAIGOがナレーションを務めた『アリのままでいたい』の初日舞台挨拶、さらに池脇千鶴による『きみはいい子』トークイベントなど、映画関連のイベントが集中しており、記者不評の大きい中島出演の『新宿ミッドナイトベイビー』には取材者が少なかった。
これには「むしろ中島の欠席で話題性が出た」なんていう映画ライターもいる始末で、その意味では期待を裏切らないトラブルメーカーだといえる。
(鈴木雅久)
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