街角で『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音とまちがえて言われてしまい、迷惑を被っているミュージシャンがいる。ビジュアル的には中性的で、確かにパッと見は似ている、『SEKAI NO OWARI』のボーカルのFukaseだ。

「Fukaseは、街中でも変装せずに堂々としていることで知られています。先日も彼女である益若つばさと一緒のところを週刊誌に撮られて、『悪いことをしているわけではないので』とにこやかに2ショットを堂々と撮られていました。ところが最近は『外出しにくい』とメンバーやスタッフに漏らしています。なにしろ出歩けば『Fukaseくーん!』と嬌声が飛ぶのはいつものことだが、年配の主婦などは、ひそひそと顔をつけ合わせた上に『あのベッキーの相手の人?』などと勘違いが始まるから、困ったもの。先日も大田区の某スーパーでひとりで買い物をしているところ、年配の主婦たちに囲まれて『どうして浮気したの?』と怒られていた話が伝わってきています」(芸能ジャーナリスト)

Fukaseは実は川谷と交流があり、今回、週刊誌にベッキーと川谷絵音(えのん)との不倫記事が出た直後、1月8日には『えのんくんにどんな報道があろうと、俺は、彼らの作る音楽が素晴らしいから、俺は彼らの作る音楽を支持する』と川谷を“擁護”するツイッターを更新。

『偽善者ぶんなよwお前も心の中ではゲスの極みって思ってんだろ?ゲスの極み乙女だけに。』とファンに挑発的な書き込みをされて『貴方のような、クソつまんない駄洒落を言う方よりは、えのんくんの事をちゃんと考えてると自負しています。』と返している。

「川谷とFukaseは、スケジュールさえ会えば、お互いの家を行き来するほど仲がいいのですが、これだけFukaseが川谷のせいで『間違えられて説教ばかりされる』と、会いたくなってきますよ(笑)。川谷の歌の歌詞じゃないけど、『私以外、私じゃないの』ではなく『絵音以外、絵音じゃないの』と本心では集まるファンに言いたいのではないでしょうか」(同)

不思議なことに、川谷がFukaseにまちがえられても「おとがめなし」となるという話だ。やはりあけすけに恋愛したほうが受ける時代なのか。もはや時代の寵児となり、曲を出せばヒットが間違いなしの二人の『恋愛』の行く末は、どこにあるのだろうか。

▼ハイセーヤスダ(編集者&ライター)
テレビ製作会社、編集プロダクション、出版社勤務を経て、現在に至る。週刊誌のデータマン、コンテンツ制作、著述業、落語の原作、官能小説、AV寸評、広告製作とマルチに活躍。座右の銘は「思いたったが吉日」。格闘技通信ブログ「拳論!」の管理人。

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