なんと鹿砦社の松岡社長が「鹿砦社通信」でもドシドシAVを紹介してもいいという。誰にも頼まれないのに年間、365本ものAVを見ている自分、多摩川三郎としては、趣味=仕事につながるありがたい機会だ(涙)。
さて、今、AVの業界は「人妻もの」じゃないと売上がたたない。陵辱もの、SM、寝取られもの。もはやうぶ声をあげて30年以上たつこの業界でそれなりに「ジャンルが淘汰」されてきた。その結果、〝人妻もの〟が残るなら、それはそれで「人類の欲求」というものだ。とりわけ、今回とりあげる3人は「年齢が不詳」ゆえに妖艶さで成功しているという種類の女優たちだ。本当に見た目だけでは年齢がわからぬ。40歳と言われても35歳といわれても、28歳といわれても納得の不思議系女優たちのマジックセクシーワールドを紹介しよう。
◆かすみ果穂「夫の親友に犯され感じてしまった私…」
まずはかすみ果穂。この女優は、05年に「かすみ果穂 Debut 」(SOD)からデビューした「かわいい妹系」の女優だ。かすみチャンは賢くて(当社比)、ラジオのDJもこなす。確か2011年に『品川近視クリニックpresentsかすみ果穂ナイト』という番組を展開し、蒼井そらやみひろなど、テレビに出まくる「アイドルでセクシー女優」路線に行くかと思いきや、4月末での引退を発表してしまった。うーん至極残念。
かすみ果穂はテレビから派生した「恵比寿マスカッツ」のメンバーでもあった。「おねがい!マスカット」の番組開始から1年半後の09年10月に3期生として加入し、シコを踏みながら繰り出す下ネタで中心メンバーの一角となった。だから、今後、リリースされる作品があったとしても、それは果穂チャンが「過去によがったもの」だ。「夫の親友に犯され感じてしまった私… かすみ果穂」(溜池ゴロー)は、夫に内緒で不倫相手にじょじょに濡れているプロセスがいやらしい。とくに騎乗位でジワジワと少しずつ、前後に腰を揺らせるテクニックには熟達した「女のサガ」を感じさせる。嗚呼、それにしても引退を撤回してほしいっス!(いやマジで)
◆秋山祥子「僕の妻を寝取ってください。」
つぎに「年齢不詳」で、妖艶さをかもしだし、フェロモンむんむんの女優は秋山祥子だ。秋山は「MIJYUKUな果実」(スパイスビジュアル))で2009年7月にデビュー、翌年12月いっぱいで早くも引退するが、後に復活する。いわゆる〝美しすぎる市議〟として話題になった藤川ゆりのそっくりさんとして「フラッシュ」のグラビアに登場したこともある秋山は、なんといってもアスリートばりに鍛えた太腿から尻にかけてのフォルムが美しい。二本の脚は、まるで別な生き物のように男優を挟みこみ、その腰はせり上がる悦楽とともに、いつまでもベッド上の満足を得るまで、のたうつ。彼女のベストはやはり、設定も優れている「全裸生活を強要されて…。」 (MOODYZ DIVA)だと思うが、ややSMチックなので、「僕の妻を寝取ってください。 秋山祥子」(MOODYZ DIVA)をオススメしよう。
◆波多野結衣「不倫妻野外露出」
さて、ラストはもはやベテランの域に入ってきた波多野結衣だ。
08年に、「ZERO 素人以上、女優未満 07」でプレステージからデビューした結衣チャンは、昨年、映画のオファーがあり「サシミ」(監督: パン・チーユエン、台湾)に出演、演技力を見せつけた。
そして今もなおバラエティ番組に出ている。僕は「第二の飯島愛」が出現するとしたら、自分の言葉で話せることもできる彼女だと思う。及川奈央でもなく、蒼井そらでもない、また別な個性の元セクシー女優の到来だ。だが今はまだ計算されたバラエティ番組の彼女よりも「服を脱いだ状態」の美しい肢体に身をゆだねたい。ツンと上を向いたヒップを惜しげもなくさらす結衣チャンの「今」は刹那であり、幸せだ。
彼女の演技力と妖艶さは、たとえば団鬼六の世界をふんだんに再現した「屋根裏の恋 波多野結衣」(アタッカーズ)のムチで打たれつつも好きな男性への表現をヨダレをたらしながら魅せるシーンで確認できる。
だがおそらく最近だと「RIZAP」ばりにかなり体を鋭く絞っており、直近のスレンダーな彼女を見たいなら「不倫妻野外露出 波多野結衣」(バミューダ/妄想族)がいいだろう。いずにせよ、さてさてこの春もまた、フェロモンむんむんのAVがたくさんリリースされる。諸兄も「自分だけの抜ける作品」を探索してみよう!
(多摩川三郎)