「ここにきて『SMAP×SMAP』(フジテレビ)の最終回が通常のルーティーンの最後の放送日ではなく12月26日ではなく、プレ大晦日、つまり12月30日のスペシャル特番になりそうなのです」(芸能関係者)

 

SMAPアーカイブス コンサート編(ジャニーズ研究会)

関西テレビの福井澄郎社長は11月1日、秋の社長会見をでSMAPの12月31日解散に伴い、フジテレビと共同制作してきた『SMAP×SMAP』が12月26日に最終回を迎えることに「番組はいつか終わる。大きな番組にふさわしいフィナーレになってほしい」と話した。

この最終回がSMAPの5人が集う、解散の場となるとの見方も広がっていることを問われると「番組は生き物なので、こうという決めつけはしないし、私から注文はつけていません」と意味深にコメントした。「あくまでSMAPのメンバーと、現場の制作陣がこうしようぜ、という考え方でやっていただければ」と語った。

ここにきて、『SMAP』のメンバーたちは中居正広が各メンバー間の調整にはいり仲直りのために動き「最後くらい普段通りにやろうぜ」と、『エンディング』をどうするか話始めたとも。

「そのメンバーたちとの話合いでは、一緒に歌うのは難しいが、だれかビッグなゲストを交えれば、という条件がついて最後の歌のコーナーが検討されつつある。『5人だけで一緒に歌うのは難しい』という香取慎吾から出て、ゲストを呼ぶ話が前向きに転がっていったようです」(スタイリスト)

 

SMAPアーカイブス イベント編(ジャニーズ研究会)

ファンたちはツイッターで「スマスマでカウントダウン!!とかだったら嬉しい話だけど、(12月)26日ではなく前週に繰り上げ最終回とかはつらいわ」「スマスマの最終回は森くんを含めた6人で旅して思い出を語ってほしい」「最終回は事務所の後輩はもちろんのことさんまやタモリ、ナイナイ、AKBとかSMAPにお世話になった方々で盛り上げてほしいもんだ」「最後はマッチ(近藤真彦)が見たい」などなど最後のゲストに対する期待値は高まっている。

たしかにカウントダウンでSMAPが散るのは美しい。だが例年、フジテレビは「ジャニーズカウントダウン」として、ジャニーズのタレントが勢揃いして歌う年越しが恒例化。この枠をどかしてまで大晦日に放送するメリットはフジテレビにはない。

「フジとしては、現実的には、12月30日あたりに『SMAP×SMAP』の特番を放映する路線でいくでしょう。そもそもNHK籾井会長が無理くりに宣言した今回の“SAMP紅白出演騒動”は籾井会長が自身の会長再選を狙ってぶちあげた政治的なもの。水面下では、ジャニーズ事務所とNHK側の交渉が始まりましたが、ジャニーズ側が『向こう5年間、紅白の司会はジャニーズのタレントで『BSも含み、ジャニーズの冠番組を2つ作ってほしいとジャニーズ側が要望した』などとも伝えられ、いかにも『それは無理』とNHKが音をあげそうな条件が提示され『不可能』という結果となったことが大晦日にスマスマの特番が登場する憶測を広げたのでしょう」(芸能ジャーナリスト)

ただ大団円をめざす『SMAP×SMAP』の収録は、歌の共演者としてファンが納得の大物を制作サイドが呼べるのか「最終ゲストのブッキング」については今度はNHKではなくフジテレビ、とりわけ制作を担当する関西テレビのスタッフがオファーに苦労しそうだ。

 

[増補新版]ジャニーズ50年史(ジャニーズ研究会)

「いまから大物アーティストに年末のオファーをするのは至難の業。『SMAP×SMAP』に楽曲を提供してくれたアーティストや、海外アーティストなども含めて縦横無尽にオファーしないとならないでしょう。しかもファンが納得しないといけない」(同)

スガシカオは楽曲を提供した『夜空のムコウ』について「もう封印する」と宣言。槇原敬之は何回も「年末はゆっくりしたい」として紅白を辞退した経緯があるとされる。それではレディガガ級の大物を海外から呼びたいが、終わる番組に予算は使えない。

「いっそのことかつて出てくれたゲストを30人くらい出していっせいに歌えばいいのではないかと案も出ているが、今、メンバー間が険悪なのに出たがるアーティストは皆無。料理コーナーにフジテレビの男性アナウンサーを呼んでお茶を濁しているくらいですから。大物にオファーが断られると、またネタになるのでそれも怖いでしょう。どう転んでも茨の道になりますね」(放送作家)

フジテレビに『SMAP×SMAP』の最終回は通常の12月26日ではなく12月30日に特番で、という話が出ているが」と聞いたが「まだ決まっておりませんので」とのこと。
最後まで「SMAPの伝説の番組『SMAP×SMAP』の最後の場面をどう迎えるか」は難産となりそうだ。

(伊東北斗)

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好評を頂いている『反差別と暴力の正体』の在庫がついにゼロになった。残りは書店でまだ売れておらず、あなたに買われることを待っている残部少々である。やや自慢のようになるが、増刷をかけなければ『反差別と暴力の正体』は、近く必ずプレミア価格が付与され、ネット上で取引されることになるだろう。

ここでは詳述しないが、直接、間接の「反発」も今回は散発的に見られた(見当違いの指摘がほとんどではあったが)。また11月28日大阪地裁で行われたM君が李信恵氏をはじめとして5氏を訴えた裁判の開廷前に、廊下で開廷を待っていると、被告(反訴原告)の伊藤大介氏がM君に近づき「何を気持ち悪い視線で見てるんだ!」「メンチ切ってるんじゃないよ!」と毒ついてきた(「M君の裁判を支援する会」ツイッターより)のも、追い詰められた彼らの焦りの表れといえよう。

 

2016年11月28日付け「M君の裁判を支援する会」ツイッターより

2016年11月28日付け神原元弁護士ツイッターより

沖縄、高江で抗議行動に参加していたとされる、しばき隊のメンバーが次々に逮捕されている。中には東京で沖縄県警に令状逮捕され、沖縄まで移送されたと言われている人物もいる。

鹿砦社特別取材班は沖縄県警の、この逮捕弾圧を糾弾し、被逮捕者の早期釈放を求める。逮捕された人間がしばき隊の人間であろうが、なかろうが権力の弾圧に与するような姿勢を鹿砦社は断じて取らない。沖縄現地の闘いと連帯し、不当長期勾留が続く山城博治さんの奪還同様に、しばき隊であろうが逮捕されている人々の奪還も求める。

まかりまちがっても「逮捕してくれてお巡りさんありがとう」などといった、社会運動の大原則を踏みにじる言動に鹿砦社は1ミリも与しないし、認めない。しばき隊にも人権があり、権力からの不当弾圧には、正面から抗議し被逮捕者の奪還を戦うべきだと考える。

しかし、ここで考えてほしいのは、鹿砦社の原則的な立場と、しばき隊がいまだに拘る言説の軽薄さの差異である。のりこえネットTVでは現地レポーターとして横川圭希氏などまで登場するようになっているが、横川氏は昨年経産省前で3名が不当逮捕された際、勾留理由開示公判のあと知人たちに「警察の逮捕には全く問題はなかったんだから」、「救援連絡センターがその場面の動画を上げるなって言ってきた。わけわからねぇ」と発言していた。

訳が分かっていないのは横川氏である。有料メルマガを配信し、いつのまにかしばき隊の隊列に加わった横川氏は、いまだに、いい歳をして〈権力対反権力〉の基本的構図すら理解できていないようだ。のりこえTVに出演した横川氏や現地での行動報告者の発言には司会の辛淑玉氏ですら「今何を言っているのか見ている人にはわからないと思うんだけど」と、ムッとして発言の要領の悪さを指摘される一幕もあった。

 

 


◎[参考動画]のりこえねっとTV「-高江特派員報告-とことんノーへイト!」(のりこえねっとTube 2016年11月22日ライブ配信)

相変わらず分かっていないのだ。極々基礎的なことが理解できていない。結果的にそれが沖縄現地の人々の足を引っ張ることに繋がってはいまいか。しばき隊連続逮捕劇が意味するも、それはもう権力はしばき隊が不要になった。いや邪魔ですらあるから「一掃してしまおう」との意思だ。本気になれば権力は遠慮などしない。

数年にわたり警察権力、なかんずく公安警察と懇ろであったしばき隊には、つけが回ってきたということだ。国会前で闘う学生や市民を「あいつら過激派だから逮捕してくださいよ」と警察に懇願した、あの許しがたい大罪が、今警察の翻意によって、しばき隊に襲い掛かっているのだ。彼らは可及的速やかにこれまで展開してきた運動の過ちを反省し、総括すべきだろう。

問題とする社会現象のすべてに「ヘイト」の冠をつけて語ろうとする無理無茶に早く気が付くべきだ。綱領なき(しかし暗黙の病理的体質を持つ)運動は、一度解体をして再構築するしかないだろう。

そうでなければならない理由のカギが『反差別と暴力の正体』には詰め込まれている。残部僅かである。一刻も早く書店へ!

(鹿砦社特別取材班)

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