前回は香山リカ氏の近著『皇室女子』にみる、同氏の矛盾した主張と、破綻している論理を批判した。

『皇室女子』に関連して、あらためて香山氏がわれわれに対して行ってきた誹謗中傷ツイートを一瞥したが、その社会的立場のある人間、世間では「知識人」として見られている人物が行ったものとは、にわかには思えないほどひどいものである。

これからご覧いただくのは、そのように「上品」な話ではない。香山リカ氏が“嘘つき”であり、鹿砦社や取材班に対して充分「名誉毀損」が成立する書き込みを、せっせと行ってきた様子について、証拠をも元に読者の皆様にご紹介する。まずは2016年8月25日の明確な〈嘘〉である。

「しばき隊」尊師こと野間易通氏の頓珍漢な書き込みに呼応する香山氏のこの書き込みは、明確な〈嘘〉である。取材班は電話取材の際にすべて録音しながら取材を行っている。この会話の様子は『人権と暴力の真相』に収録してある通りであり、ガチャ切りなどはしていない。事実を確認なさりたい読者はぜひ『人権と暴力の真相』をお読みいただきたい。

しかし、多数のフォロワーを持つ香山氏がこのように書けば、それが事実ではなくとも広く拡散される。実体的に鹿砦社や取材班への社会的評価の低下が誘引される。非常に問題の大きい書き込みである。

「私怨」ではない。上記のようにまったくの虚偽を書き込むので、その経緯を出版物にまとめたことを、“しっかり書いている”と強調しているのである。「祈ります」は主語や対象をぼかしているが、侮蔑的なイメージが包含されているとわれわれは感じる。また、以下のような下品な言葉でわれわれを“馬鹿にする記述”もある。

さらには、座視できないのが下記の書き込みである。

「鹿砦社のデマ本」なる表現は、鹿砦社が香山氏を相手に損害賠償請求を提起すれば、ほぼ間違いなく勝てるであろう。その証拠に香山氏らはこのようにツイッターなどで、断片的に、われわれを誹謗をすることはあっても、まとまった書籍や反論本、文章、論文などで、取材班や鹿砦社への批判を一切展開していないことがあげられる。

われわれは、伝える事実が衝撃的なものであろうと、取材に関しては慎重を期し、裏取りのできた(事実と確認ができた)もののみを出版している。上記「なにがかなしゅうて鹿砦社のデマ本の取材班に」への回答は、「社会的に著名でありながら、嘘を発信してもなんの痛痒も感じない精神科医の精神を分析記述するため」である。

いかがであろうか。読者諸氏にはWikipediaなどで、香山リカ氏の著作や、職歴の検索をして頂くことをお勧めする。同氏には膨大な数の著書があり、現職は立教大学教授である。精神科医としての立場から、広く社会での出来事に関心をお持ちで、発言は多岐の分野にわたっている。その人物が、上記ご紹介したような書き込みを実際に行っている。

果たして、この人の発言や発信が信用できるであろうか。判断は読者に委ねるも、事実は曲げられない。(つづく)

(鹿砦社特別取材班)

◎どうした!? 自称「リベラル」の香山リカ先生! 近著『皇室女子』に見る香山リカ氏の皇室羨望を批判する!(全3回)
〈1〉香山氏の意図する「平和」や「自由」とは何なのか?
〈2〉平気で嘘をつく精神科医・香山氏の精神構造の分析を試みる
〈3〉虚偽発信で他者を貶める「知識人」の本性がこれだ!「リベラル」を地に落とした「困った人」香山リカ氏の責任は重い!

最新月刊『紙の爆弾』5・6月合併号【特集】現代日本の10大事態

M君リンチ事件の真相究明と被害者救済にご支援を!!

Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B07CXC368T/
鹿砦社 http://www.rokusaisha.com/kikan.php?bookid=000541