《9月のことば》すべって ころんで またおきる(鹿砦社カレンダー2020より/龍一郎・揮毫)

何度すべってころんだことだろうか──人生ですべってころばなかった人はいないでしょう。人はみなすべってころぶ、そしてまたおきる。私とてそうです。何度も何度もころび、そしてまたおきてころぶ。これを繰り返し今に至っています。

ありがたいことに多くの方々に支えられつつ、幸いなんとか生きています。このまま余生を淡々と過ごしたいと願いつつも、そうもいかないのも、また人生です。

ところで、この書を書いた龍一郎は、6月に急性大動脈解離で倒れ、しばし入院しました。それでも不屈の気概で退院、検査と療養に明け暮れながら来年のカレンダーの製作に取り組んでいます。頑張れ、龍一郎!

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