《10月のことば》あきかぜに ゆれる秋桜 いのちのかぎり 咲きほこる(鹿砦社カレンダー2020より/龍一郎 揮毫)

今年の夏は、コロナ禍と猛暑で、これまで経験したことのない夏でした。猛暑だけなら昨年も、一昨年もそうでしたが、新型コロナの蔓延は予想もつかなかったことです。

コロナはまだ勢いを保持していますが、猛暑は、ようやく鎮まったようで、「暑さ寒さも彼岸まで」、彼岸を過ぎると一気に肌寒ささえ感じます。

コロナのせいで、ここ甲子園も例年なら全国から集まる野球ファンの歓声もなく(今は少しありますが)、また知人のお店も閉めたり世の中は苦境に喘いでいます。まるで他人事みたいに聞こえるかもしれませんが、私たちの会社・鹿砦社も売上減をいかに補うか苦慮しています。ただ、飲食関係や小売店に比べればまだマシだというにすぎません。なんとか生き延びれているだけでも幸せと言わねばなりません。これから年末が最大の山、皆様方と共に乗り越えていきたいと思っています。

10月になりました。秋桜(コスモス)が咲きほこる季節です。一日も早くコロナが退散し、気持ち良く咲きほこる秋桜を眺めたいものです。

月刊『紙の爆弾』2020年10月号【特集】さらば、安倍晋三

〈原発なき社会〉を求めて『NO NUKES voice』Vol.25

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