歴史を知らなさすぎる片山さつきの在日外国人への言及

在日外国人への生活保護の支給率が多すぎるということを、自民党の片山さつき参院議員が予算委員会で問題にして話題になっている。
片山氏は「例えば、韓国では日本人は生活保護を受けられない」と、国際法上の“相互主義”に反する可能性も指摘した。
しかし考えてみてほしい。韓国に、2世代3世代前から住んでいる日本人が、どれだけいるだろうか?

片山氏は語った。
「生活保護費は2010年度で3・3兆円。このうち仮試算で1200億円弱も外国人に払っている。保護率は日本人の2、3倍。3分の2が朝鮮半島出身の方だ」

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「東電と癒着」マスゴミを斬る!インチキゲンチャーたちに明日はない(10)

雑誌『ソトコト』(木楽舎)は東電も含み電力関連の広告が震災前の1年間(2010年3月~2011年3月)で75ページもあり、他誌を圧倒する量だ。『ソトコト』のホームページよると雑誌コンセプトは「地球と仲良くし、楽しく生きていくためのライフスタイルを探り、提案していく」ことのようだ。震災前は「ロハスクラブ」という連載を5ページで展開していた。

「『ロハスクラブ』は、東電関連の社団法人です。ロハスクラブのPRページには、東京電力のクレジットが入っています。『ソトコト』が運営するカフェがTEPCOの1Fにあることからも、東電との癒着は明らかです」(電気メーカー社員)

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小金井・ミイラ化死体で思い出す、遺体カルトの数々

死者に対して「生きている」として埋葬しなかった事件は、「ライフスペース」「加江田塾」など少なくない。
東京都小金井市の民家で4月2日に見つかったミイラ化した男性医師の遺体について、長女(61)と次女(58)は「父はまだ生きている」と話した。長女は周囲に「自分には霊能力がある」と話しているが、一部が白骨化した遺体には、酸素吸入器が取り付けられ、点滴の針も刺されていたという。

男性医師は存命なら、88歳。警視庁小金井署が司法解剖した結果、遺体は死後約2年が経過しており、病死の可能性が高いことがわかった。男性医師は約15年前に引退。長女が診療所の後を継ぐとの意思を医師会側に伝えていたが、長女は名前だけの幽霊会員で、この2年間は診療も全く行っていなかったという。

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AV女優のギャラにも押し寄せるデフレの波

AV業界もデフレなんだな、と思わず溜息を漏らしてしまったのが、AV女優の杏樹紗奈(あんじゅさな)がツイッターで自分の出演料を暴露したことが、ネットや週刊誌で話題になっている件だ。
19歳でデビューして「くるみひな」の名で活動し、昨年「杏樹紗奈」に改名して、現在23歳の杏樹。
「くるみひな」名義での6,381,500円と、「杏樹紗奈」名義での11,853,000円と併せて、4年間で稼いだ総額は、18,234,500円。

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週刊誌に上から目線の、朝日新聞「天声人語」

4月2日付の「朝日新聞」の天声人語について、知人の編集者から「上から目線で偉そうな週刊誌についての記述があるので」と教えてもらった。まずは、全文を出そう。

―――――――――――――天声人語 4月2日付
中(なか)づり広告の一番人気は週刊誌だろう。ぎっしり並んだ派手なタイトルだけで、一駅二駅は楽しめる。何割引きかで中身を想像し、なお読みたい買いたいと思わせれば、編集部の勝ちだ▼日本の週刊誌の草分け、「週刊朝日」と「サンデー毎日」がきょう、そろって卒寿を迎えた。1922(大正11)年の春、毎日新聞が週刊誌を出すと知った朝日は、ひと月ほど前に出した旬刊誌を模様替えし、同じ日にぶつけた▼以来、あまたの週刊誌が生まれては消えた。黄金期は、出版社系の「新潮」「文春」「現代」などが創刊された昭和30年代。女性誌や写真誌の興亡を経て、出版不況の今は多くが苦戦中と聞く▼「週刊現代」の名物編集長だった元木昌彦さんが、著書『週刊誌は死なず』で、生き残るための「初心」を記している。「少し品が悪くてやんちゃだが、自分たちが面白いと思ったことには、リスクを考えずに突き進んでいく。権力より反権力。強者より弱者。正義より興味」だと▼大衆の興味に沿い、権力や強者が知られたくない事実をさらす。これぞ真骨頂。ただ、面白さに目がくらむと誤報や名誉毀損(きそん)の危険も増す。訴えられての賠償は「向こう傷」では済まない額に膨らんでいる▼それでも、煙たい週刊誌ジャーナリズムは必要だ。不確かな情報があふれる時代、真実に肉薄するメディアは多様なほどいい。新聞やテレビの監視役もあろう。嫌みな書き方もされるけれど、さらに腕を磨いてほしい。もちろん人権感覚も。
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レズビアンが活躍できる社会を!

マツコ・デラックス、IKKO、KABA.ちゃん 、美輪明宏、おすぎ、ピーコ……。オネエ系タレントの活躍がメディアを賑わしている。こうした状況を、ゲイで作家の伏見憲明が朝日新聞の「ニュースの本棚」という書評欄で、3冊の本を通して分析している。
だいたいは頷ける内容だが、おやっ? と思ってしまったのが、次の一節である。
「それにしても、どうして日本の社会の中で、同性愛者や女装者は欧米ほどには露骨な反発もなく受容されてきたのか。性解放の先進国と目される米国では、97年の時点でも、人気コメディエンヌ、エレン・デジェネレスがTVネットワークでレズビアンであると告白したことが騒ぎとなった。一方、日本では50年代に、人気歌手であった丸山(美輪)明宏がゲイを自認していた」

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逮捕されたら除籍になるの?

「学校に通っている間に、法を犯して捕まったりしたら、除籍になりますか?」
私も教えているライターズスクールの入校希望者に対する説明会で、そんな質問が出た。
仕事でも人生でも大ベテランの、司会をしていた78歳の講師は「前例がないからなあ」と口ごもった。クリエーターを育てるはずの学校で、「前例」などという役所の言葉が出てきたのにはビックリした。

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「東電と癒着」マスゴミを斬る!インチキゲンチャーたちに明日はない(緊急報告編)

今週の『週刊新潮』(4月5日号)を見てひっくりかえった。カラー3ページで、「巨大津波から原子力を守れ 中部電力・浜岡原子力発電所に出現する海抜18メートルの壁」と題して、浜岡原子力発電所と太平洋の間に1.6キロに渡って建設中の防波壁(擁壁)の一部の写真を掲載し、その工事現場の進捗ルポをグラビアで展開している。

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酒井法子の弟逮捕に思う、お騒がせタレント復帰のタイミング

酒井法子(41)の弟で、職業不詳の吉原健(33)=福岡市東区=が、3月27日までに、酒井さんの元夫の父親が経営するスキーショップの従業員を脅したとして脅迫容疑で逮捕されていた。
「吉原は義理の弟で、元・暴力団員。酒井は2009年8月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され有罪が確定したが、吉原容疑者は『姉が逮捕されたのは、元夫の責任』などと因縁をつけたのです。もともと振込詐欺や不動産ブローカーなどをしていたようですが、ようやく刑務所から出てきたら、姉の酒井法子が元夫にクスリ漬けにされたことに気がついた。暴力団排除条例の影響もあり、うまくシノギができない。そうした欝憤も事件の引き金になりました」(全国紙社会部記者)

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『赤いダイヤ――塀の中に落とされた相場師』【ブックレビュー】

厚生年金基金に2千億円もの穴をあけたAIJ投資顧問の浅川和彦社長は、「詐欺というつもりはまったくなかった」と衆院財務金融委員会で居直った。投資というのは、勝つことも負けることもある丁半博打の世界。浅川社長に様々な問題があったにせよ、相場師に、なぜ負けたんだ、と迫るのは無理がある。

相場の世界がどんなところだか知りたくなったら、平山一郎著『赤いダイヤ――塀の中に落とされた相場師』(鹿砦社)がお勧めだ。
著者の平山氏は今も塀の中だ。島根県にある「島根あさひ社会復帰促進センター」という、官民協営の刑務所で服役している。平成20年、出資法違反と詐欺で逮捕され、懲役4年、罰金300万円の実刑判決を受けた。この本は獄中で執筆されたものなのだ。

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