1月19日、同志社大学の幹部職員をはじめとする6名が逮捕されたと報じられた。容疑は廃棄物の処理方法に関することだと言われているが、この程度で大学の職員が令状逮捕されるのは極めて異例だ。テレビでは被逮捕者も含め実名報道がなされている。思い起こしてほしい。直近に起こったカレーチェーン店の処理物廃棄問題との際立ちを。

この逮捕劇には必ず裏がある。この程度の事で令状逮捕を強行する裏にあるのは「政治的」理由に他ならない。昨年「戦争推進法法制」に賛意を国会で表明した村田現学長を同志社が落選させたこととの関連はもちろん不明だ。

かなりの注意深さを持って推移は見守られるべきだ。理事長水谷氏が「今後このようなことが無いように注意する」とコメントを発しているが、被逮捕者は依然、起訴すらされいない。

学内政治と無関係な「事件」と断じる方が無理があろう。
同志社よ「腹をくくれ」。

◎[参考動画]2015年7月13日衆議院平和安全特別委員会中央公聴会(村田晃嗣は動画13:35から)

▼田所敏夫(たどころ としお)
兵庫県生まれ、会社員、大学職員を経て現在は著述業。大手メディアの追求しないテーマを追い、アジアをはじめとする国際問題、教育問題などに関心を持つ。※本コラムへのご意見ご感想はメールアドレスtadokoro_toshio@yahoo.co.jpまでお寄せください。

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