6月24日に関東信越麻薬取締役部に逮捕された元俳優の高知東生と愛人の五十川敦子が覚せい剤取締法違反で逮捕された続報がつぎつぎと出ている。
「元レースクィーンだった遊び人、五十川の恋人まわりもつぎつぎと現れているが、実は高知が昨年の10月ごろに五十川と横浜近郊で〝愛の住処〟となるマンションを探していたのはあまり知られていません」(芸能ジャーナリスト)
この部屋は当然、「ドラッグを楽しむための隠れ家」であるが「高知にオートロックで、踏み込まれる前に、奥に隠し部屋があり、時間が稼げるタイプの部屋を借りるだけの余裕はなかった」(同)という。
さらに、五十川と高知の「シャブ漬けSEX」ルーム探しをしているのを本能的に高島が察知したのか、この時期に、高知に渡す金額をぐっと下げている。
「一日、連絡がないなど理由をつけて、高知へのペナルティとして一説には、小遣いが半額になったとか。やはり誰か高知周辺の人物が、高島に耳打ちしたのでしょう。『高知が愛人と部屋を探しているようだ』と」(芸能プロダクション関係者)
もうひとつ、業界をまことしやかに流れている話が、「高島が探偵を使って高知の動きを逐一、掴んでいた」というもの。
「高島が高知の動きをマークしていたらとっくに離婚していたはずだが、『外で子供を作っていい』とまで高知に言っていたのは確か。だから自分が目の届く範囲で適当に高知を『泳がせていた』という見方もできる」(同)
高知と五十川が探していたタイプのマンションは「踏み込まれたときに隠れることができる構造の部屋」という、ドラッグ漬けの御仁がまず望むタイプで、売人業界用語で『籠抜け』という。だが、売人たちがこうしたマンションを斡旋することもある。
「ただし、売人に部屋まで用意させると数十万円にもなる。笑っちゃうのが、その時期、高島の親の介護という名目で芸能界を引退したのを逆手にとって、『介護の講演の仕事がないか』と経営していたエステ店の人脈を通じて講演コーディネータに紹介をねだっていたことです」(同)
そして覚せい剤の入手ルートが明らかになるにつれて売人たちが手配した魔窟のような籠抜け……。「ドラッグ漬けにした顧客を入れるマンション」もあぶり出されるのだろうか。
(伊東北斗)