いつまで続くか分からない民主党政権だが、再び野田佳彦を代表に選んだことは、民主党がファシスト政党に転身したと見ていいだろう。
お伝えし続けている通り、取次各社がほぼ新刊委託配本拒否を通告してきた、『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』(鹿砦社)は、直接注文していただいた書店以外には並ばない、という事態が続いている。
超A級戦犯には、野田佳彦も入っている。
福島第一原発は、いまだに日本を壊滅されるかもしれない危険性をはらんでいるのに、「冷温停止状態」なる造語を作ってまで、野田は事故の「収束」を宣言した。
デタラメハルキと呼ばれた斑目春樹さえもが、再び事故が起きて責任を問われるのが嫌さに、「ストレステスト(安全評価)の一次評価だけでは不十分。総合的な安全宣言を出すつもりはない」と言ったことさえも押し切って、「私の責任で判断」として野田は大飯原発を再稼働させた。
民主党内には再稼働に反対する議員も多かったが、それをどうやって抑え込んだのかも、本書には詳しく書かれている。
原子力ムラの者らで構成される原子力規制委員会の人事には、多くの疑問が上がっている。
国会の同意を得られる見込みがないため、国会閉会中に自ら任命すると、野田は明言した。
原子力規制委員会設置法の7条に定められた例外規定を適用したということだが、国会でも承認されないような者たちに、どうやって原子力を規制させるのか。
そして野田は、「2030年代に原発ゼロ」をめざすとした「革新的エネルギー・環境戦略」に関して、参考文書にとどめて閣議決定を見送った。
民意を全く無視して、国会での手続きも無視して、独断で原発推進を推し進める、野田。
ファシスト以外の何者でもない。
街頭演説で、「人殺し」「帰れ」「辞めろ」と罵声を浴びせられたのも当然だ。
彼を代表に選んだ民主党は、ファシスト政党だ。
すべての原発を一刻も早く廃炉に追い込むためには、A級戦犯らの所業を私たちが忘れないことだ。
本書でもインタビューに応じてくれた、原発と闘い続けてきた広瀬隆氏も、本書を「必読の書」と言ってくださっている。
脱原発に向けて、是非とも本書を手にとって欲しい。
今回、書店に配本されるのは、事前に心ある書店からご注文いただいた冊数を指定配本するなど発行部数の一部(10数%程度)にしかなりません。できるだけ鹿砦社販売部(sales@rokusaisha.com)に直接ご注文をお願いいたします。直接お申し込みの方には早速発送します。送料サービス/代金後払いです(冒頭の表紙写真をクリックすることで、販売ページに飛ぶこともできます)。
(FY)