坂口杏里のセクシー女優としてのデビュー作「芸能人ANRI What a day!!」が10月1日に発売され、ネット上で早速話題となっている。ところがこの作品は「使えないシーン」のオンパレードで編集に苦慮したようだ。そして、その「捨てたシーン」については箝口令が敷かれている。
「ヒップが荒れている、ヘアが剛毛でもじゃもじゃだ、とネットではさんざん叩かれているますが、実はあれでも『修正を重ねたほう』だというのが業界でもっぱら噂です」(AVライター)
というのは、「モザイクを入れるときに多少、肌の艶などがグラフィックで加工できるのです。ところが限界まで修正を重ねても、あの肌荒れだけは修正できなかったのです」(同)
さらに「あまりにも感じすぎてしまい、腰がまきつくように男優の肉棒をむさぼるシーンがあるのですが『デビュー作としては恥じらいがなさすぎる』としてカットされたようです。ほか、慣れないシーンだったのか、フェラチオの場面は男優に教わってもどうしてもじゅるじゅるとクリームソーダをストローで飲むような感じで口をすぼめてしまいNGを連発しましたから。そうしたシーンがあったことを隠したいのは、当たり前の話です」(撮影関係者)
そんなわけで「本人が緊張していて、キスや脱ぐ場面、そして挿入の場面などは力が入ってしまい。通常の倍はシュート(撮影)した」(同)という同作品は『初速の売れ行きは好調で、平均3000作しか売れないこの業界で、予約は3万入ったとも。小向美奈子がデビューした2011年のときよりも数字はいいはず』(流通関係者)という不思議さ。
「ちなみに、撮影素材マスターは、流出などしないように数人しか持っていない。もし流出しても出所が割れるようになっている」ともいうから、もはやそれらは永遠にお蔵入りだ。
早くも2作目が撮り終えているというが「通常だと乱交もの→コスプレもの→旅行もの→ライトなSM→ドラマ仕立ての監禁もの」とジャンルがエスカレートしていくのがセクシー女優の辿る道。
「杏里本人はタレントに戻り〝バラエティ番組にも対応できるセクシー女優〟として『有吉反省会』(日本テレビ)に出たいと周囲に話をしているようですが、『借金でセクシー女優になったと報道されていてイメージはよくない』とバラエティ系演出関係者は見ている。〝堅気タレントとしての復帰〟はかなり難しいでしょう」(同)
くしくも、セクシー女優が所属事務所を相手どって「出演を強要された」と裁判を起こすなどして業界そのもののモラルが問われている。セクシー系作品への風当たりが強まる中、業界では「イメージアップの星」として起用される雰囲気も漂う。
「母親の坂口良子を思うと見れないという層が四十歳すぎに多く、よほど工夫しないと2作目以降は売れないと思います」(同)
かくして、坂口の作品がレンタルショップに並びメーカーは荒稼ぎ。だが2作目以降は「覚悟した絡みじゃないとファンはついてこないはず。いつかタレントに戻るというような中途半端なセックスに満足するほどAVファンは甘くない」(同)
「どうせなら、またタレントに戻ってほしい」というファンの願いをぶっちぎったほうが、坂口は成功する。
「最悪の場合は、小向美奈子が逮捕後、メーカーがそうしたように、デビュー作の『未公開シーン』を将来売るような事態は避けたい。そのためにはAVでも成功するべきだと思う」という声もある。果たして「床上手」な杏里をファンは楽しめるのだろうか。
(伊東北斗)