6月29日付け本通信に〈2018年上半期、鹿砦社が投下する最大の爆弾!「関西カウンター」の理論的支柱・金明秀関西学院大学教授の隠された暴力事件を弾劾する!〉を掲載したところ、非常に大きな反応があった。そこで同日、鹿砦社アカウントから、関西学院大学@KwanseiGakuinと金明秀教授ご本人@han_orgにもそれぞれ質問を投げかけた。
これに対して金明秀教授からは、
と回答があったが、内容があいまいであり論を逸らしているので、再び、
と質問を続けたが、以降金明秀教授から回答はない。
「ちなみに『和解書』は偽造ですか? 端的にお答えください」とのYESかNOの簡単な質問にも回答がない。なぜだろうか? 研究者、学者そして大学教員たるもの、自身の社会的責任には回答するのが筋であると取材班は認識するが、金明秀教授にとっては目を背けたい(可能であれば「無かったこと」にしたい)事実でもあるのだろうか?
しかし、事実は事実であり動かないのだ。金明秀教授は歴史改竄主義者を批判する。取材班も同様に歴史改竄主義者を許さない。ならば自身がまさか“自分史改竄主義者”になったわけではあるまい。
残念ながら「曖昧な回答」は頂けたが、その後金明秀教授からは音沙汰がない(ツイッターでは本事件と関係ないことは書いているようだ)。
一方、関西学院大学からはツイッター上で一切回答はなかった。まあこれは無理からぬことではあろう。同じ西宮市内に位置しているとはいえ、「鹿砦社」をご存知ない可能性もあるし、デリケートな問題をツイッターといった安易なツール上でお答えいただけない事情は理解できる。そこで取材班は鹿砦社代表松岡利康名で7月3日、関西学院大学村田治学長に対して「ご質問」を郵送し7月17日までに回答を頂けるようにお願いをした。
この「ご質問」は「公開質問状」ではないので、本日ここでその内容を明らかにすることはできない。鹿砦社は関西学院大学に対してなんらの悪感情を持ってはいないし、逆に同大学の建学の理念や歴史には正直なところ深い敬意を抱いている。よって、しばき隊幹部や事件隠蔽関係者に送付したような「質問書」とは、かなりトーンも異なるものである。
日大との対比で、優れた人権感覚と教育的視点、学生に対する眼差しを体現し、世間からも高い評価を受けた関西学院大学のことであるから、必ずやわれわれの「ご質問」に対して誠実なご回答を頂けるものと、取材班は信じている。ご回答を頂けた暁には内容に差しさわりのない範囲で読者諸氏にもその内容をご紹介することとしたいので、是非7月18日以降の本通信にご注目頂きたい。
ありはしないだろうが、万が一ご回答を頂けなかった場合、または誠実とは言えないご回答であった場合は、取材班も相応の対処に踏み切らざるを得ないが、関西学院大学に限っては、そのようなことはないと信じる。
取材班には6月29日にこの「暴力事件」のレポートを掲載後も新たな証拠や証言(それもダイナマイト級のもの)が、またしても寄せられている。それらは関西学院大学からのご回答を待って、適宜読者諸氏にお伝えしてゆく。いずれにしても、この夏、同大と世間を震撼させることは言うまでもないであろう。