猛暑8月です。
人には「忘却」してもいいことと、そうでないことがあります。
8月といえば「忘却」してはならないのがヒロシマ、ナガサキです。
私たちにとって反戦の原点です。
昨年から続くウクライナ戦争の激化、泥沼化……それは“対岸の火事”ではなく、いつ日本に飛び火するかわかりません
人類史上初めて人間の頭上に落とされた原爆の惨状……決して「忘却」してはなりません。
軍靴の音が聞こえてきそうな時代の予感が強くなる今、あらためてヒロシマ、ナガサキに想いを馳せたい──。
この国は、世界で唯一の被爆国です。
アメリカはこの国に原爆を落とした国です。
日本は唯一の被爆国として、アメリカに従属するのではなく、そのことをもっと強くアメリカに、世界に訴え平和の騎士となるべきでしょう。
若い頃に体得した反戦の意志を、先が短くなった人生、このまま持続して死んでいきたいと思う昨今です。
(松岡利康)