4月、新年度に入りました。
花咲き誇る季節です。
あらゆる分野で多様性の時代です。
咲き誇る花も多様です。
何事も一つではありません。
「多様性」と言いながらそうではないことも多々あります。
あなたはあなたらしく、私は私らしく咲こう!
それを認め合うところから真の多様性があるのではないでしょうか。
本年は唯一の反(脱)原発『季節』が、前身の『NO NUKES voice』を含め創刊10周年を迎えます。
次号を夏・秋合併号として創刊10周年記念号として準備を開始いたしました(詳細は後日公表。定期購読、会員の皆様には直接郵送にてお知らせいたします)。
そうして、来年はいよいよ『紙の爆弾』が創刊20周年を迎えます。
この4月7日発売号で創刊19年です。
光陰矢のごとしで、月日の経つのは本当に速いものです。
創刊直後の「名誉毀損」に名を借りた出版弾圧で逮捕、半年余りも勾留され辛酸を舐めたこと、凍り付くような拘置所で大晦日、正月を過ごしたこと……走馬灯のように過ります。
さほど他人に自慢できる人生ではありませんでしたが、私らしく醜く咲いた人生でした。
『紙の爆弾』創刊号では「ペンのテロリスト」などと嘯いていました。
それでも、もうひと花咲かせて出版人生を終えたいと思う昨今です。
(松岡利康)