メディア黒書のYouTube版がスタート、第1回の配信は、「徹底解説『押し紙』が生む不正な金額、35年試算で32兆円超」

黒薮哲哉

メディア黒書のYouTube版がスタートしました。今後は、メディア黒書とYouTubeを併用して、「押し紙」問題を中心とした報道を続けます。

第1回の配信では、「押し紙」問題の何が問題なのかを解説しました。タイトルは、「徹底解説『押し紙』が生む不正な金額、35年試算で32兆円超」。

全国霊感商法対策弁護士連絡会によると、統一教会の霊感商法による被害額は35年間で1237億円の試算です。これに対して「押し紙」が生む不正金額の試算は、35年に換算すると32兆6200億円になります。これではジャーナリズム活動に限界が生まれます。「リベラル保守」の枠内での報道しかできません。

政府や公正取引委員会などの公権力が、「押し紙」問題を逆手にとって、新聞(テレビ)をコントロールできる構図があるからです。言葉を代えると「押し紙」の摘発を仄めかせば、自由な言論抑圧できる構図が存在するからです。

第1回の配信は、「押し紙」とメディアコントロールの関係を具体的に解説ました。

※なお、YouTube版は、「実戦しながら改善する」ことを念頭においていますので、改善点があれば、遠慮なく指摘していただければ幸いです。改善します。特に技術面のアドバイスがあれば教えて下さい。

※本稿は黒薮哲哉氏主宰のHP『メディア黒書』(2025年4月11日)掲載の同名記事
を本通信用に再編集したものです。

▼黒薮哲哉(くろやぶ・てつや)
ジャーナリスト。著書に、『「押し紙」という新聞のタブー』(宝島新書)、『ルポ 最後の公害、電磁波に苦しむ人々 携帯基地局の放射線』(花伝社)、『名医の追放-滋賀医科大病院事件の記録』(緑風出版)、『禁煙ファシズム』(鹿砦社)他。
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