政治家のバカバカしい所業を見せつけられていれば、選挙に行きたくない、という気持ちになることはよく分かる。
「投票もしないで社会を語れるか」という思いで、私は選挙には行くようにしていたが、どう考えても、政治の劣化はひどい。
昔は、自分の考えに近い人を選んでいた。しだいに、よりましな人を選ぶようになり、やがて、そんなに悪くない人を選ぶしかなくなった。マイナス度の違いで人を比べるのが嫌になり、この前の東京都議選は棄権してしまった。
本日の参院選。大勢は決していると言われてるが、だからこそ、選挙には行こうと思う。

投票所に行く足が重いという方々に、UAの「政治に祈ろう」というサイトをご紹介する(画像をクリックすれば、サイトに飛べます)。


私にとって、UAはミューズである。アルバムはすべて持っている。ライブにも何度も足を運んだ。
大地や命、平和を歌ってきたUAだが、政治や社会について語ることはなかった。
政治や社会について語るようになったのは、2011年の3.11の後だ。原発に関する国民投票を呼びかけるUAの動画が、YOUTUBEにアップされた(これは現在なぜか見ることができない)。
政治や社会についてダイレクトに語るのは恥ずかしい、というのがUAのスタンスだったように思う。
この変化には、やむにやまれぬものを感じる。

それでも足が重いという方々に、「割烹着?ず」の『ラブ・ミー・テンダー』をお送りする。


忌野清志郎をリスペクトしながら、よりUAらしい、楽しい歌になっている。
途中から歌詞が、ウチナーグチになるのもいい。
この歌を口ずさみ、カチャーシーを躍りながら選挙に行こう!

(FY)