10月の言葉は難しい。揮毫した龍一郎本人に解説してもらいました。
〈「一隅を照らす(いちぐうをてらす)」は空海と並ぶ比叡山の最澄の言葉です。
中村哲先生はご色紙を頼まれるとこの言葉を書いておられました。
各人は小さな力しか持たぬささやかな存在である。
しかし、それぞれが生きる場で小さな灯りを灯せば世の中は明るくなる。
この言葉は心に沁みます。〉
もはやこれ以上の解説は不要でしょう。
今年のカレンダーも残り少なくなりました。来年のカレンダーも龍一郎の揮毫が済み、着々と制作中です。11月末には完成し、まずは12月7日発行の『紙の爆弾』(同4日発送)、同11日発行の『NO NUKES voice』(同8日発送)の定期購読の方に同封(贈呈)させていただきます。
これを機会に両誌の定期購読(新規、継続)をお願いいたします。
(松岡利康)